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2016-07-21 07:51:00

訪問をありがとうございます。

 

今日はあいにくの天候ですが、皆さんの1日の予定はいかがですか?

 

 

 

さて、昨夜は、第3回地域を考える会を行いました。

 

これは有志で行っており、所属・役職は気にせずに、それぞれの立場から見える景色をざっくばらんに話したり意見交換する会です。

 

昨夜は12名の方に来ていただくことができました。

 

 

 

今回は、「ボランティア」の考え方についてと、養成後活躍できる場を中心に話をしました。

 

国の方向性がコロコロと変わることはいつものこと(!?)ですが、今は総合事業においてはサービスA(緩和型)はなかったことにしたいらしく、サービスBをいかに地域に定着させるかを求められているようです。

 

でも、地域で活動をされたことのある方々はご理解いただけると思いますが、地域に根付くって、いわゆる「草の根運動」でないと難しく、数年かかってやっと・・・というのが現状です。

 

平成30年には現行相当が終了するとゴールの決まっている中、地域にボランティアという支え合い精神を根付かせ、さらにそれを住民自身が運営する仕組みを、あと2年以内につくれるのかといわれたら、厳しいと思いますが、少しでも早い時期に取り組み、混乱を防ぐことは必要だと思っています。

 

会の中でも、「先進的な取り組みを行っている地域を見に行きたいね」という意見も出ていました。

 

 

 

余談となりましたが、そんなわけでボランティアの考え方についてですが、そもそも、国の考えるボランティアと、住民の考えるボランティアの捉え方は違うんですよね。

 

主体性で行うものという認識は一緒だと思うのですが、「責任」に対しての捉え方が違うと思うのです。

 

サービスBなど支援体制をつくるとなると、ある意味、通所介護や訪問介護の管理者のような立場を担わなくてはいけない人が出てきます。

 

それを、ボランティアが担うことができるのか?

 

困難な場合は、その部分だけでもどこかの誰かが事業として担うことはできないか?

 

就労時代に、コーディネーター(人材のマッチング)経験のあるシニアが起業してくれないか?

 

等々。

 

この件に関しては、少し調べてみることになりました。

 

 

 

そして、もう一つの課題は「担い手の育成」についてです。

 

こちらも、養成自体の取り組みに工夫が必要ではないかとか、養成講座受講後の受け皿を用意する必要があるという意見や、色々な意見が上がりました。

 

そして、受け皿として担ってくれそうな事業所をあたってみようということが、次回までの課題になりました。

 

 

 

それぞれの立場が集まって話をすると、「必要だよな」と感じていることについて、すでに取り組んでいることを知ったり、誰かが課題に感じていることに対して、「ここなら協力できるよ」という意見が出たりと、本当に面白いです。

 

フォーマルな場では出にくい発言からの発展した意見も出ますし、根回しができることが良いのかもしれません(笑)

 

何よりも、立場関係なく、参加してくださる方々が「どうしたら住みやすい地域をつくることができるか?」を考えて主体的に取り組んでいるところが素晴らしいと思います。

 

いつもご参加いただいている皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

皆さんの地域では、どのように総合事業を展開しようとしているかご存知ですか?

 

良い案・良い取り組みがありましたら、ぜひ教えてください。