インフォメーション

2016-03-29 23:34:00

訪問をありがとうございます。

 

昨夜は当社での勉強会でした。

 

今月は介護保険課の方に『総合事業』についての説明を受けたのですが、実はこの方、数日後には異動となってしまいます。

 

ご自身でもそのことをうっすら分かっており、『異動前に混乱しそうな部分についてきちんと説明をしておきたい』と自ら講師を立候補してくださっての勉強会でした。

 

本当に責任感の強い方です。

 

そして、日程が土壇場で変更になったにも関わらず、参加いただいたケアマネの皆様には、感謝感謝の気持ちでいっぱいです(月末なのに)。

 

そして、その半分以上の方が、講師を受けてくださった行政職員の方を応援する気持ちで参加されており、日程変更に伴い参加できなかった方も、4〜5名の方から、『どうしても参加できないけど、〇〇さんによろしく伝えておいてね』と話を受けていました。

 

彼の人柄や熱意は、きちんとケアマネジャーに伝わっていましたよ〜☆

 

そして、行政と事業所の架け橋となっていただいたことにも、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

5年間、本当にありがとうございました。

 

 

 

さて、今日は、午後から厚労省のシンポジウムに参加してきました。

 

これ、すごいのです。

 

何がすごいって・・・タイトルが長すぎる。

 

 

 

『地域包括ケアシステム構築に向けた公的介護保険外サービスの創出・活用』

〜高齢者の“自分らしい暮らし”を支援するサービス事例〜

 

 

 

月末ということもあり、私は最後まで聴くことはできませんでしたが、厚労省・経済産業省・農林水産省の職員の説明と、事例3つを拝聴しました。

 

 

 

資料を拝見した限りでですが、本当に素晴らしい取り組みをしている事業がたくさんあり、とても勉強になりました。

 

特に、予防に力を入れていたり、地域のコミュニティを構築する事業などは、学びをいただきました。

 

一方で、『どうなのかなぁ〜?』と疑問に感じた事業もありました。

 

あ、私が疑問に感じただけで、きっと優れているのだと思います。

 

うん。そうに違いない。

 

 

 

地域で、その人らしく暮らすということは、地域の資源を最大限活かすことだと思います。

 

そして、そのための仕組みが『地域包括ケアシステム』であり、それは『住み慣れた地域で生活していることを実感すること』だと、私は認識しています。

 

地域のマンパワーを引き出してナンボ、だと思うのです。

 

 

 

しかし、実際は『お金』と『通信機器の利用』で解決できる支援がどんどん前面に出てくる。

 

介護保険は、ご利用者と地域との繋がりを絶たせた一因であると私は感じていますが、今、『安心・安全』という名の下に、同じことをしている気がするのは、私だけでしょうか?

 

面倒かもしれないけれど、人とひとの付き合いは、手間がないと成り立たないと思うのです。

 

 

 

せっかく、地域の住民が立ち上がり、自分たちで自分たちの街を守っていくと考えているのに、『安心・安全・効率』という名の支援体制が、その力を削ぐことにならなければ良いと、思いました。

 

 

 

皆さんは、インフォーマルの活用について、どのようにお考えですか?