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訪問をありがとうございます。
本日は夜に『紡ぐ会』の活動があるため、朝からこれを更新してしまいます。
昨夜は早くに帰宅し(と言っても20時は回っていましたが)、家族5人で外食をしました^ ^
なんて書いても『家族なんだから皆で食事をするのは当たり前でしょ』と言われてしまいそうですが。
土日を含め普段我が家の日常生活に私は居ないので、私にとって『皆で食事をとる』ということは、とてもとても大切な時間なのです。
普通では当たり前の家族との交流をして、たくさんの優しさやほんわかした気分を取り戻し、そのままの勢いでがっつり寝たため、今日の私は元気いっぱいです☆
さて。
先日、ここで『地域の活動家と知り合うことができた』と喜んでいた私ですが、それをきっかけに、よりケアマネジャーという存在が地域包括ケアの構築に向けどういう立ち位置にいて、どの部分で必要とされているか?を考えるようになりました。
また、どの部分で貢献できるかを考えていました。
それを、尊敬する講師とメールでやり取りしていたのですが、その中で素晴らしい気づきをいただいたので、ここに転記したいと思います。
来月上旬に地域の自治会長さんのコアメンバーの方々や社協の方々(コーディネーター含)の集まりにお呼びいただいているので、全体を踏まえての構造を理解し、自分の立ち位置を理解し、それを踏まえて行動で示していくことの具体的イメージを持つことができました。
『地域包括ケアの構築にケアマネジャーはやっぱり必要だよね』と言ってもらえるように、そして、地域がどんな人にとっても住みやすい社会になるように頑張ります。
では。
長田先生、事後承諾になりますが転記することをお許しくださいませ☆
『専門職が当たり前に感じていることと、地域の人たち(とくに民生委員や自治会長さんたち)が考えていることのギャップが良くあります。
つまりは、専門職が個別ケースを通して整理する地域課題は大切なのですが、その地域課題の達成や解決に向けて行動する段階での専門職の視点と地域住民の視点にズレが生じるのです。
専門職は大枠の中で理論的に行動を考えますが、地域の人たちは、地域に根付いている地域の歴史が培ってきたような『繋がり』の中で、具体的で応用的な行動を考えます。
そこをしっかりと調整しながら、フォーマル・インフォーマル資源の融合と協働システムを構築していくのが、本来のコミュニティソーシャルワーカー(CSW)です。
だからといって、地域は社協や地域包括が直接的に中心となって対応していくわけではなく、その最前線の個別支援はケアマネジャーが担っているわけですから、フォーマル・インフォーマル資源の融合のきっかけ(出発点)はケアマネジャーであると言えます。
(だから地域ケア会議における事例検討は、地域課題まで見据えたケアマネジャーからの事例提供が欠かせないと思っています)
そのようなところに、やりがいや価値観を感じられるような勉強会や研修をどのように展開していくかが課題であり、楽しみなのですが、すでに一線を引いてしまい、自分自身で業務範囲枠を設定してしまっているケアマネさんには、響かないのかもしれませんね。
(といっても諦めているわけではありませんよ^ ^)』
この後に、今の引用の3倍以上の具体的な話が続くのですが、こういう私の面倒くさい疑問にも、真摯に考えて、丁寧に導いてくださる方がいるというのは、本当にありがたいことと思います。
そして、長田先生もそうですが、個の損得ではなく、社会全体のために自分に何ができるかを考え、行動に繋げている仲間がいるということは、私にとっては大切な大切な宝です。
あ、長田先生とは、兵庫県で様々な活動をされている長田貴先生のことです。
社会福祉士を基礎資格として、医療ソーシャルワーカーや基幹型在支で管理者やケアマネジャーとして活躍されていた方で、など現場での経験も踏まえて、現在は指導の立場におられますが、現場目線で大切な物事を伝えることが、とてもとても上手な先生です。
教鞭をとる立場になっても、自ら積極的に現場と関わり、事例検討会などにも介入しながら、ケアマネジャーや社会福祉士に、ソーシャルワークやケアマネジメントの視点を伝えている方です。
とても気さくな方ですよ。
都内では主任ケアマネジャーのスーパービジョンの講義を持っていたり、他にも全国様々な場所で講義・講演を行っているため、もしかしたらご存知の方も多いかもしれません。
皆さんは、地域に対して、何かできることを実践していますか?