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訪問をありがとうございます。
今日は、前置きなく支援者支援について、つらつらと想いを書きます。
今回の支援者とはご家族のこと。
つまり、ご家族への支援についてです。
とは言え、私自身の中でまとまっていないため、読みにくい文章となってしまうことをお許しください。
皆さんは、ケアマネジャーとして支援を進めるにあたり、家族の立ち位置をどのように捉えていますか?
『家族なんだから、本人の介護をして当然』
『家族とはいえ、強制力はない』
様々な価値観があるかと思います。
そして、どちらが正しいとかどちらが間違っているとか、正否を問うつもりはありません。
私自身は、介護の仕事に就いて20年が経ちます。
たくさんのご利用者・ご家族と出会い、支援をさせていただきました。
様々な夫婦関係・親子関係をみてきました。
その方々と関わる中で気をつけていること。
それは『正論やあるべき論で追い詰めない』ということです。
これは私の価値観ですが、日本人って、真面目だと思うのです。
目の前の家族が困っていたら、自分のことはさておき、献身的に介護する習性が身についているというか。
世の中の倫理として『家族を介護するのが当たり前』という風潮があるというか。
でも、それがどうしてもできないご家族もいるのですよね。
それは、私たちが関わる前の関係性の問題であったり、価値観の違いであったり、様々な理由があると思います。
そして、介護が十分にできないご家族のほとんどが、後ろめたさのような感情を抱いていると、私は感じています。
それが、言い訳だったり開き直りになったり、申し訳なさになったり・・・。
表現方法は様々ですが、介護ができないというには何らかの『理由』があり、それを正当化するために様々な態度をとっていると思うのです。
その時に私たちは、個々の価値観はわきに置いておいて、先ずはその気持ちを受け止めることが大切だと思うのです。
世の中で『当たり前にするべき役割』と言われていることを『できない』と言うのは、それなりの勇気が要ると思うのです。
その気持ちを受け止めることって、とても大切だと思うのです。
また、介護を主体的に行っているご家族には、精一杯の労いの言葉と、『あなたの家族に対する献身的な介護を私はみていますよ』というメッセージを送ってほしいなぁ、と思ってしまいます。
そして、無理をし過ぎていないか?自己犠牲をしてまで介護をしていないか?など、配慮を持ってほしいなぁ、と思ってしまいます。
頑張りすぎているご家族がいたら、『自分のことも大切にしてね』と一言声をかける気持ちを持ってほしいなぁ、と思ってしまうのです。
ご利用者を知ることに費やす熱量と同じくらい、そのご利用者を支えているご家族や、支えたくても支えることのできないご家族にも配慮を持つことは、関係構築の大切な一つだと思うのです。
正論やあるべき論は、時に凶器となります。
そして、私たちケアマネジャーは、誰かの言動をジャッヂすることが役割ではなく、ご利用者の自立(自律)した日常生活を送るためにどうしたらよいかを考えることが役割ですよね。
だからこそ、支援にあたる際には、自分の中や社会の『あるべき論』を引っ込めて、目の前のご利用者・ご家族の状況をアセスメントすることが、とても大切だと思います。
ご利用者の支援と同時に、ご家族への支援って、本当に大切だと思うのです。
何だかなぁという出来事があり、悶々としながら書いたため、支離滅裂ですみません。
まぁ、読みにくいのはいつものことということで、ご容赦いただけましたら幸いです。