犬との向き合い方

私のプチバセットへの向きあい方

ブリーディングするからには、心も体も健全なことが大前提だと思っています。

スタンダード(基準)があるのはなぜなのか?

スタンダードはその犬種の基本の形。

最も健全であるとされていて、その犬種が必要な動きをするためには、その形であることが理想です。

かみ合わせが悪くても、膝がゆるくても日常生活はできますが、ブリーディングには不向きです。

理想の骨格であれば、内臓は負担のない位置に収まる為消化機能に影響がでませんし、足腰首を痛める可能性も減ります。

人も姿勢を正すと呼吸が深くなり、首、足、腰への負担が減るのと同じです。

犬は話すことができませんし、痛みは隠す生き物です。

人が気づかないうちに痛みを我慢することが無いようにしてあげるのもブリーダーの役目だと思っています。

 

ショーに出るのはなぜなのか?

ドッグショーは形がきれいであることはもちろんですが、コート管理、歯の管理、性格の管理とすべてのことを作り上げていきます。

ショーに出して、審査員にジャッジされることで、自分のブリーディングがスタンダードに適しているのかどうか判断できるのです。

私はブリーディングをするからには、この犬種のすべて(繁殖、トリミング、トレーニング)ができるようになりたいと思っています。

 

生き物なので、どんなに気を付けてもどんなにがんばっても、すべての子はショータイプになるわけではないのです。

どんなに気をつけてもわからないところで病気が発生したりします。

その可能性を少しでも減らせるように、ブリーディングしています。

 

私が愛してやまないプチバセットが誰かのパートナーとなり、人生に色を添える存在になってくれると嬉しいです。