愛犬のしつけ教室

愛犬のしつけ教室

しつけの必要性
周りに迷惑をかけずに人間の社会で楽しく暮らすために、正しい行為を誉めて伸ばす効果的なしつけが大事です。その際には犬種、年齢、性別が違っても基本的には同じで、犬の反応をみて対応しましょう。
無理に犬友達は必要ありません。多頭飼いでは犬同士が決めた順位に従いましょう。
しつけの指示を解除するときは 「よし」ではなく「OK」の方が○です。
誉め言葉の「よしよし」と間違えやすいので。


【他人に迷惑をかけないために大事な3つのしつけ】
①しつこいクレクレ吠えには知らんぷりするだけ
②外でグイグイ引っ張るクセには 止まるだけ
③散歩前のドタバタには行くタイミングを変えるだけ


正しい犬のしつけ
その1:犬に人間社会のルールを教えてあげる
「しつけ」の本来の意味は、飼い主と犬が、互いに気持ちよく暮らすために、飼い主が犬を教育することです。基本は人間に服従し、他の犬たちとも仲良くできるようになり、またひとりでもいられるように自立した犬に育てることです。
を持って育てることはもちろん大切なことですが、赤ちゃん扱いをした過度な甘やかしは犬にとって良くありません。大暴れをして人に危害を加えてしまう原因にもなってしまうのです。

その2:信頼できる飼い主になろう!
犬はとても遊び好きな動物で、楽しいことが大好きです。まずはその習性を利用して「しつけ」をしていきましょう。
犬にストレスを与えないためにも、教えるという接し方ではなく、遊びながら自然に覚えさせることが大事です。
そのためにまず、飼い主の意識を変えることが必要です。
しつけに対する義務感などは捨て、楽しみながら行いましょう。子犬が母犬からルールを教わるように、犬にとって一番信頼できる存在が「あなた」になることが目的です。

その3:犬を叱るより、犬をほめる
犬のしつけの基本は「良い行動をとったときに褒める」ことです。それは訓練中でも、偶然だったとしてもOKなのです。「いいコだね~」とすぐに声をかけてほめてあげましょう。大げさぐらいがちょうどいいです。
「これをすれば、ご主人に喜んでもらえる」と犬に認識させることがコツです。
一方、しつけをする中で、犬が好ましくない行動をとった場合にはどうするか?
そんな時は、すぐに叱りたくなりますが、それは飼い主がきちんと善悪を教えていなかったからなので、飼い主はまず意識を変えて取り組みましょう。
犬は人間社会のルールなど知らないので、それを忘れないでくださいね。むやみに叱る、叩くという行動は犬の心を傷つけて、人間に対して恐怖心を抱がせてしまうのです。


【犬のしつけ 心構え5ヶ条!】
しつけの心構え1:信頼できる飼い主になる
しつけの心構え2:犬を叩かない、犬を叱らない
しつけの心構え3:犬を無視することも必要なこと
しつけの心構え4:犬の支配しようとする行動を抑止する
しつけの心構え5:犬に対して、そのときの気分で変えない


犬の噛み癖をなおすには
犬のしつけをしっかりしておかないと、将来噛み癖がでて人間にケガを負わせてしまうトラブルになるので、とても危険ですね。でも、犬だけが悪いんじゃないんです。人の手に対していやな思い出や、犬が不安を感じたときに噛むとやめてくれると学習させてしまったところに原因があるのです。
犬の噛み癖をなおすトレーニングとしては、甘噛みを許さない、わがままを許さないことが大事です。噛んだときは、甘噛みでもしばらく無視しましょう。ごほうび(犬におやつを与える、犬と遊んであげる)を与えずに、噛んだら相手してもらえないことをきちんと覚えさせ、噛むのは悪いことだと教えてあげることが大切なトレーニングになるのです。

犬の無駄吠え対策
防止対策としては、無駄吠えをしたときに「フセ」「スワレ」などをさせてから「マテ」をできるようにして、待機させるのが一番効果的だとおもいます。もし、それでも激しく吠えるようであれば、人にも慣れさせることも大事なので、犬を散歩させているときに人や他の犬に積極的に接するようにしてなれさせましょう。
一番飼い主が気をつけなければならないのは、犬が飼い主にかまって欲しいときに吠えている時に、いつでも対応してしまうと吠えれば願いを聞いてくれると勘違いしてしまうことに。そういった場合は、吠えても無視し、遊んだり、食事をあげるのは静かになってからにしましょう。

犬のトイレの仕方ってどう覚えさせるの?
犬のトイレの仕方を正しく覚えさせましょう。
トイレのしつけは家に迎えた日からはじまります。犬が来る前にトイレの用意を済ませ、置き場所を決めておきましょう。トイレの置き場所を決めるポイントとしては、ハウスのそばに置くとよいです。 犬がトイレの位置を覚えるまでは、場所を移動してはいけません。