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もっと気楽に、助けてと声をあげられる街へ
息子が小さかったころ、同じ保育園に通うママたちとは、出勤前のわずかな時間や夕方のお迎えの後に、自然と日々の報告や育児の大変さを共有するのが当たり前でした。
息子は4人目の子。周りの母たちと一回り年齢が違いました。そして、子育て支援の領域で働く私にとって、初めての子育てをしている母たちが感じる関わり方の迷いや未来への不安は手に取るようにわかりました。
その多くが成長過程によくあるつまずきです。少しだけ先を知っているものとして一般的な知識や見通しのヒントをそっと手渡し、一緒にみまもっていく時間を共有することが、ほんの少しだけ母たちのこころを軽くできたようでした。
一方で、特性か個性なのか曖昧な発達をたどる場合は、少し深刻です。親の手に負えないようなむずかしさを持っている子の子育ては、「このままでいいのか?病院にいったほうがいいの?」と手さぐりする苦しさがありました。
毎日のわずかな会話の中で、ちょっとした変化や気づきを共有したり、互いを労ったりする時間を数年へて、「やっぱり病院いってみようかな」と決心した母の心情を思うと、私もたまらなくなりました。
数年たった今、その母から「あの時、話を聞いてもらえてよかった」「私には話せる人がいたからよかったけど…」といわれたことばが、忘れられません。
もし、悩んだ時にいつも話をきいてくれる誰かがいたら
いっしょに子どもの成長や発達をみまもっていける場所があったら
迷ったときに顔見知りの頼れる専門家がいたら
知りたい情報や対応の方法を教えてくれるところがあれば
例えば熱を出したときに、飛び込めるかかりつけの小児科のように
そんな気楽に相談できる
“かかりつけ相談室” を地域につくりたい。
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