代表ごあいさつ

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NPO法人Chou・chou

(シュ・シュ)

 代表理事 宮島 篤子(みやじま あつこ)

公認心理師・臨床心理士・看護師

 

 

子育ては大仕事

 

子どもはかわいい。

だけど、ふと感じる

「自分を削っていくつらさや迷い」

「親としての責任の大きさ」

 

重すぎるその荷を下ろせないまま、苦しいことが当たり前となり

いつしかSOSの出し方を忘れてしまうことはないでしょうか?

2015年に子育て支援新制度が施行されてから8年たちましたが、

母親の孤立や不安は解消されていません。

 

 

育児支援の根幹は母親支援

 

 子どもを産めば、誰もが一人前の親になり、

なにもかも親がやって当然だという世の自己責任論が根強い社会で

 自分だけが「できない」「つらい」と声に出すことは勇気のいることです。

 

「自分で産んだのだから、責任もって育てるのが当然」

そんな言葉が親を追い詰めます。

 

ささいなことでさえSOSは出せなくなって

 

頼りたくても頼れない

身近にいるのに頼めない

名前のない辛さを抱え

孤立・孤独に陥ってしまう母親を 

社会は他人事として放っておいていいのでしょうか?

 

 子どもは社会の中でたくさんの人に出会って、成長していきます。

 大仕事をしている親自身も多くの人に出会い、励ましや勇気をもらって

時々弱音を吐くことが必要ではないかと思います。

 

みんなの“ジブンゴト”へ

 

子育ての困難さに地域が向き合って、

お互い様と思える優しい気持ちが広がって、

 

「社会全体がチームになって子育てを支えていく」

 

支えられた人が、また誰かを支えていく、そんな輪が広がっていくように。

 

あなたも参加しませんか?