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天井や内壁の水濡れ箇所に応急処置を施した後、屋根の修理・リフォームをせずにそのままにしていませんか？室内に濡れたような箇所がある、または水が染み出ている場合、雨水が屋根や外壁から進入する雨漏りかもしれません。雨漏りによる被害は多岐にわたりますので、水濡れ箇所を発見した際は雨漏りの点検を行い、現状を把握することが大切です。

雨漏りによる二次被害の中で真っ先に気づく現象です。天井や壁紙にシミが現れると、見栄えが損なわれるだけでなく接着剤の粘着力が緩くなり、壁紙が剥がれやすくなります。また、シミと同時に発生しやすいのがカビです。カビは高温多湿の環境を好み、木材・塗料・接着剤・空気中の汚れをエサにして繁殖します。雨漏りの影響を受けた壁紙の裏は、カビにとって格好の住み処になります。

カビと同様に湿気を好む木材腐朽菌（きのこ類）は、同じ菌類でも木材に与える被害は全く違います。木材腐朽菌は木の主成分を分解して腐らせ、建物自体の耐久性を奪います。さらに、木材腐朽菌によって柔らかくなった木材は、シロアリの被害を受ける可能性があります。シロアリは雑食性で何でも食べるため、大切な家に大きなダメージを与える大敵といえます。シロアリは通し柱など家の構造的に重要な所から食べてしまいます。建て付けが悪く感じる、歩くと床が浮くような感じがする場合は、木材腐朽菌・シロアリ出現のサインと覚えておきましょう。

私たちは普段生活をする上で電子レンジや洗濯機、パソコンなど、様々な家電製品を利用しています。雨水が天井裏からブレーカーに流れてしまうと、家電製品も濡れてしまい漏電を引き起こす可能性があります。また、電気は水を通しやすい性質を持ち合わせていますので、最悪の場合、火災が発生する恐れもあります。漏電遮断機などを取り付けるなどして対策をとっておくことが大切です。

悪臭を発するカビが増殖すると、感染症やアレルギーといった「人・ペットへの被害」を引き起こす可能性があります。もともとアレルギーを持ちの方は、アレルギー症状が悪化することも考えられます。また、咳や頭痛、めまいなどを引き起こすシックハウス症候群も誘発してしまいます。

建物は新築時よりも年数が経つと、資産価値が下がる傾向がありますが、雨漏りによるシミやカビの発生、建物の腐食があると、さらに資産価値が下がることになります。将来的に物件を売却する予定がある場合は、適切なメンテナンスと修繕を心がけると、被害を最小限に抑えられます。

青森にある佐藤板金工業では、雨漏り修理、屋根リフォーム、外壁工事のご相談を受け付けています。青森県内にお住まいで、雨漏り被害でお悩みの方は、ぜひ佐藤板金工業をご利用下さい。屋根リフォームなど青森県内であれば、どこでも出張しお見積り致します。雨漏り修理、屋根リフォーム、外壁工事のお問い合わせは基本的に24時間受け付けています。