屋根やバルコニー（ベランダ）、外壁など、経年劣化によって傷みやすい箇所は様々です。特に、外気に接している部分は劣化が早いため、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。外壁に劣化が見られる場合は、早めの外壁工事をおすすめします。
外壁の傷みやすい部分とは！？
破風板（はふいた）
屋根と外壁をつなぐ部分で、屋根の内部や屋根瓦の下に吹き込む風を防止するための板です。屋根の先端部分に取り付けられており、目に触れにくい場所のため、傷んでいることに気づかないケースも少なくありません。破風板には、木材が使われていることが多く、雨風や紫外線があたると傷みやすい箇所となっています。
軒裏（のきうら）
屋根の真下部分にある壁（外壁から外側にでている屋根の裏部分）で、軒天（のきてん）とも呼ばれています。破風板同様、一般的には木材が使われており、軒裏に雨が侵入すると、腐食を招いてしまうケースが多くあります。
鉄部（トタン屋根・ひさし・鉄階段など）
鉄は、空気に触れると酸化する特性を持っています。サビが進行すると、内部までボロボロになってしまうこともあり、溶接などによる補強工事が必要なケースがあります。腐食が見られる場合は早めに対処しましょう。
定期的な点検や塗替え時期を逃さないように！
同じ家でも、紫外線がよくあたる場所や湿気の多い場所などによって、傷み方はそれぞれ違います。家を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。また、早めの対処で費用を抑えることも出来ますので、傷みの進み具合を考慮し、外壁の塗替えやリフォーム時期を逃さないようにしましょう。
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