暮らし宿 お古ができるまで


店主の菱 千尋(ひし ちひろ)と申します。

広島市内で生まれ育ち、東京で医薬品開発の仕事をしていましたが、
2010年4月に庄原へIターンし、母の生家である古民家を再生。

2011年5月に、「暮らし宿 お古」を開業しました。


東京で、何不自由ない便利な生活を経験する中で、
「このままで良いんだろうか?」
「もし今自然災害が起こったら、生きていけるだろうか?」
「最後に土に触れたのは、いつのことだろう?」

という疑問が自分の中に湧いてくるようになりました。


今思えば、転機はある友人の言葉でした。


「帰る田舎があるって、羨ましい。」


帰る田舎のない世代が増えていくということは、
田舎に残る、日本の昔ながらの暮らしを知らない人たちが増えていくということ。


スイッチ1つで全てが自動的に済む、便利な暮らし。

その“便利”さがもたらすものを、私は危惧しています。


だからこそ、お客さま自身に経験し・学んでいただく場にしようと思いました。


五感で、自然とつながる暮らし。


まだまだできていないコト、やりたいコトは山積みですが、
その中で日々続けていることや感じることを、お伝えできればと思っています。

何も知らない、ということを、知ってください。

暑さや寒さ、冷たさや温もりを、そのまま感じてください。

1回の体験ではなく、ご自身の経験にしてください。


普段の私たちの暮らしの中に、
「親戚の田舎の家に泊まりに行く」ようなお気持ちで、いらしてください。



・+・+・+・ お古ができるまでの様子 ・+・+・+・




たくさんの方と一緒に、古民家再生に取り組んできました。





座板を外す作業も、ワイワイと。





一番大変だったのは、草刈りかもしれません。





作業の後、夏にはそうめん流しを行いました。





秋には、あったかだんご汁。大鍋での料理は、田舎のごちそう!





皆さまのご協力によって、この家の新しい歴史が始まりました。