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議会質問&会派取組

2010-03-15 11:23:00


≪住宅用太陽光発電補助について≫

 

◎松波謙太議員
 今の補助金に関連(前議員質問)してですが、1年間で予算600万円という補助が出ているように思うのですけれども、単純に計算しますと最高20万円までで4kWまでということになってきたら、1軒当たり、5万円で、最高、30軒しかできないということになるのですけれども、新規の事業なので、それを上回る補助申請が来るのではないかと思うのですけれども、そのときにはどうなさるのか、お尋ねします。

 

◎環境政策課長
 今おっしゃられました、一応30軒ですけれども、その30軒の選択方法をどうするかということかと思うのですけれども、それにつきましては先着か抽選か、どちらかを今検討中でございます。

 

◎松波謙太議員
 追加ということは全然考えておられないのですか。もうそれで終わりということでしょうか。せっかくのいい事業なので。

 

◎環境生活部長
 現在は、初めてのことですので、一定600万円ということで、1kW5万円で、大体家庭では3kWないし4kWということですので、あとどういい形で増やしていくのかということになれば、申込み件数もどのぐらい出てくるのかというようなこともありますし、一定30軒という範囲内でやってみたい。こういうことで、増額につきましては近隣各市の状況等もいろいろと見きわめながら、今後どのような形にもっと増やしていくのかというか、そういうことを考えていきたいと思います。

 

 


≪町会防犯灯助成について≫

 

◎松波謙太議員
 47ページ、節別調5ページ、区分19の負担金で、これは町会等防犯灯電気料金助成のところですが、うちの会派から代表質問でもありましたLEDの設置促進について、現在高額であるからなかなか導入が進まないという、そういう回答がございました。


 それでは、一体どれぐらいの価格になると導入できるのか、また、そのめどは。お答えいただけますか。

 

◎交流推進課長
 防犯灯のLED化につきましては、関西電力の電気料金、それについては防犯灯の場合は定額となっております。そういった関係から、LED化、防犯灯の電球の差しかえということになれば、消費電力は当然ながら下がりますが、関西電力からの電気代請求については従前と変わらず、そのままの金額で電気料金が町会負担という形になってまいります。

 

◎松波謙太議員
 電気料金じゃなくて、その導入に伴う価格ということと、そのめどを聞いているのですが、お答え願えますか。

 

◎都市政策部長
 電気代は先ほど申しましたとおりです。器具につきましては、1灯当たり4万円から5万円と聞いております。
 そして、LEDにつきましては真っすぐ直線的な光を放つと。後ろの反射板についてもやっぱり広域に上がらないというふうに、器具も含めて研究中ということで、価格についてはまだまだちょっと今のところ高額というふうに思っています。

 

◎松波謙太議員
 めどのほうもまだまだなかなか立たないということでしょうか。

 

◎都市政策部長
 価格については1灯かえたら四、五万円、町会については何十灯とあると思うので、その分を町会で負担というのは多分しんどいかなと。


 時期的には、これは先ほど町会連合会管理会等もあるのですけれども、その中でもやっぱり今のところ現状ではしんどいなという声も聞いています。

 


≪ゴミ収集カレンダー配布業務について≫

 

◎松波謙太議員
 同じく委託料で、節別調17ページのごみ収集カレンダー配布業務についてお尋ねします。
 ごみ収集カレンダーの配布業務は現在、シルバーさんかどうかわかりませんが、業者さんにお任せされているのですか。

 

◎廃棄物対策課長
 現在、カレンダーにつきましては、民間の業者のほうで入札の結果、その業者のほうで、今月分でしたら今月15日、今日ですね、今日中に貝塚市民全戸に配ってくれということになっています。

 

◎松波謙太議員 
 全戸というのは、大体3万戸弱ですか、貝塚市については。

 

◎廃棄物対策課長
 現在、貝塚市で住民登録されている関係は約3万4,000戸です。ただ、現在、貝塚市内でも住民登録を全くやっていない、賃貸マンション等々、それを加味しましたら3万6,000戸ぐらいのカレンダーを配っております。

 

◎松波謙太議員
 1件頭、細かい計算しますと20円ぐらいで請け負っていただいているということですけれども、何年か前まで町会のほうで配布していたと思うのですけれども、現在、業者さんになってからは個々の町の事情とかわからない方が配っているのかどうかわかりませんが、住んでいない空き家にも入れているし、普通に店舗つき住宅に住んでいる方には入ってないと、2世帯住宅にも入ってないと、そういう苦情がやはり町会のほうによく来るんです。というのも、やはり広報とか市の配布物というのはほとんど町会が配っているものと皆さん思われているのです。


 そんな中で、この七十何万円ですか、出ているのを町会のほうにちょっと金額をあげて、大体70%ぐらい町会があるんですね、今。そこ以外は業者さんに任せるということで、町会のほうに任せるほうが金額的な面でも、また苦情の面でも少なくなるのじゃないかなと私、思っているのですが、どうでしょうか。

 

◎廃棄物対策課長
 このカレンダー配布につきましては、平成17年度までは、町会幹事会を通じまして町会でずっと配ってもらっていたのですけれども、ただ、そのときに町会に加入している方が貝塚市全体で約80%でした。


 当然、その中で3,500件ぐらいの方からカレンダーが来ないということで、その後、町会の協力もとったのですけれども、ただ、3,500件の分がまだまだカレンダーを配ってないということが平成17年度、そういう状況になりました。

 当然平成16年度もですけれども、それから平成18年度からにつきましては町会幹事会さんのほうで、こういう状況やさかいに、できたら平成18年度から貝塚市内全戸、町会に加入しようが関係なしに全戸にカレンダーを配らんことには、その日からカレンダーのごみ収集等々関係しますのでということで、町会の幹事会のほうにもこちらのほうから相談をかけて、その結果、平成18年度から今回の民間の業者のほうでカレンダーを配ってもらうという形に変えました。

 

◎松波謙太議員
 ということは、今のほうが苦情が少なくなっているということでしょうか。

 

◎廃棄物対策課長
 去年の状況でいいましたら、去年配ったのが約3万5,800件でして、そのうち未配部分ということで、その間、約10日住民さんからのまだカレンダー来ないというのが約380件でした。


 ですから、もし町会連合会に協力してもらっても、今、町会に加入しているのが貝塚市内75%ぐらいとその数を聞いている中で、3万4,000世帯の中で町会が75%、そしてあと約5,000世帯の方がカレンダーが配布できないということになりますので、やっぱりこの現状を考えましたら、現行の方法がベターということで現在考えております。

 

◎松波謙太議員
 確かに全体的にはそうかもわかりませんが、ただ、我々の地区のことを言いますけれども、やはり私が町会で配っている間はその苦情というのはなかったのですけれども、業者に任せてからは、我々のとこ店舗つき住宅も多いですし、空き家もすごく多くなっている中で、本当に何でそんなとこに入れてうちとこ入れへんねんというのがすごく多くなっているのです。
だから、地域的にまた配布の仕方というのを変えてもいいのじゃないかと、私、個人的に思うのですが。

 

◎廃棄物対策課長
 貝塚市内約99町会、そういう自治会の中で、やはり町会の加入率が90%とか95%加入やっているところにつきましては、今後そういうことも十分に考えていきたいと、そのように思っています。


 ただ、全体で考えましたら、先ほどもご説明しましたように約75%程度だと。あとの25%は全く町会等々にも関係してないということになれば、カレンダーの配布率というのはかなりダウンということが考えられます。
ただ、今、委員さんのおっしゃったように、町会の加入率がかなり高度な、90%、95%の、その町会さんについては今後そういう方向で考えていきたいと、そのように思います。

 


≪災害時要援護者支援について≫

 

◎松波謙太議員
 先ほど山本委員がご質問いただきました件に、関連してです。
 災害時要援護者避難支援プランの策定についてもう一度お聞きします。
これは、先ほどお聞きしましたが、コンサルタント会社に任せてプランを作成していただくということでしょうか。

 

◎庶務課長
 今回の委託料につきましては、コンサルティング会社に委託をする予定をしております。

 

◎松波謙太議員
 先ほどおっしゃっていたように、関係団体としまして民生委員児童委員協議会、社会福祉協議会、町会連合会、障害者団体等とありまして、その方たちも一緒に入っていただいて策定していただくというような形をおとりになるつもりでしょうか。

 

◎庶務課長
 計画書をつくるに当たりまして、コンサルティング会社に、今委員おっしゃったような取りまとめというか、そういう会議全体の計画を練り上げるにつきましての検討委員会と、また対象者に対する資料発送等、そういう業務を委託しようとするものであります。

 

◎松波謙太議員
 岸和田市では、平成17年度から安否確認実施マニュアルという形で実施されておりまして、本市でも、民生委員児童委員協議会や社会福祉協議会や、一部の町会もそれに含めて、貝塚消防署でも、ひとり住まいのお年寄りの安否確認の把握という形も行っていただいています。

 そういうものを参考にすれば、このコンサルタント料250万円はちょっと高過ぎるのではないかという気持ちがわいてまいりまして、中身は山本委員さんから大体言っていただいたのですが、詳細がもっとわかっていればどういうものか、少しでもわかっていればお尋ねしたいのですが。

 

◎庶務課長
 現在の段階ではあくまでも策定に対する予定でございますが、まず災害時要援護者避難支援ガイドラインの策定検討委員会というものを設置いたしまして、大体5回程度関係団体の方に集まっていただきまして、会議をいたします。


 その中で、まず要援護者の対象者を決定いたします。そしてまた、個人情報の提供方法や、また提供先について検討し、個人情報保護審査会を開きましてその辺の諮問をいただき答申を得た上で、実際提供された個人情報をもとにした支援者の活動内容について、また避難所での役割分担、訓練の開催方法、対象者への災害時要援護者登録案内申請書類の送付、これにつきましては今まで広報等による手挙げ方式でございましたが、今回につきましては対象者をこちらでピックアップしまして、すべての方に申請書を送るような計画をしております。


 そういう一連の作業をするに当たりまして、まずコンサルティング会社にそういう会議の運営等を委託するとともに、対象者に対する郵送料ですね、申請書等の郵便代、またマニュアルを策定した時の印刷製本費と、その辺の見積もりを徴したところ、今回の予算に上げさせていただいている範囲内でできるものと考えまして、そういう形で予算計上させていただきました。

 

◎松波謙太議員
それでは、このプランというのは、他の市町村に負けないぐらいすばらしい策定をしていただけるということでしょうか。貝塚市はすごいものということで。

 

◎庶務課長
 岸和田市の災害時における重度障害者、要介護者、高齢者のための安否確認実施マニュアルにつきましては承知いたしております。


 これにつきましては、平成16年度末に策定されたものと思われますが、要援護者の範囲が限定されておること、また登録方法が申請方式という形だと思います。また、平成18年に策定されました国のガイドラインに沿ったプランとはなっていないように思われます。


 そういうことで、今回本市としましては、先ほど申し上げましたように、広範囲に関係機関・団体の参画を求めまして、支援対象者の情報を収集して直接働きかけを行うための計画をつくるために、そういう形で専門知識を有するコンサルティング会社に業務を委託するほうがスムーズに事務が遂行できるものと考えまして、今回予算を上げさせていただいております。

 


≪学校の暑さ対策について≫

 

◎松波謙太議員
 先ほど、暑さ対策の件で、小学校の緑のカーテン化ということを池尻委員からお話があったわけですが、実際、中央小学校では実験的に皮膜、何か溶液を窓ガラスに塗って、実際、5度から6度は温度が下がったという実績がございますのでね、そういうこともご検討なされているのか、一言お伺いします。

 

◎総務課長
 おっしゃっているのはコーティングのことかと思うのですけれども、コーティングに限らず遮熱フィルムとかいろいろ室温を抑えるものがございます。ただ、私ども考えますのに、コーティングということになりましたら、実際には窓を閉め切ってと、あけていますと半分しか効果がないという面もありまして、先ほど言いました緑のカーテンにつきましては、直射日光を避けて、あと窓をあけると、全開にするということで、今私ども考えていますのは、そのコーティングと緑のカーテンとなかなか合いにくいという面もございまして、その辺は今後検討していきたいと考えております。

 


≪親と子のフェスティバルについて≫

 

◎松波謙太議員
 関連で、親と子のフェスティバルの件に関してちょっとお尋ねします。
昨年まで400万円というお金が上がって、30回もやって、私はその中の十数回参加させていただいた中で、1万人以上の参加というのは、よそでは見られないような大きな規模と思っているんです。


 その中で私自身もいろんなボランティアの人たちと出会えたし、貝塚市内もちょっと希薄になっている中で、ボランティアのクループが結集して一緒のものができるというのはすごく大事なことと思っているんです。


 何かこの間まで親と子のフェスティバルの反省会もたしか行ったはずです。その後私が聞いたのが一月ちょっとぐらい前ですか、予算でき上がるぐらいやったと思うんです。


 今年からありませんという報告もなしに、何でというような、ほかの方いろんな意見もある中で、何で急に中止と決まったのか、その経緯、経過というのを、もう一度ちゃんと教えていただきたいのですが。

 

◎社会教育課長
 この親と子のフェスティバルにつきましては、四、五年前からもうこれで終わりという話が出ていたということは私も聞いておりました。


 具体的には、昨年の実行委員さん、田畑委員長も含めて来年度からはどういう形でという話をさせていただいた中で、これにかわる事業を打ってはどうかという形で、委員長につきましては市民フェスタ的な事業に打たせがえはできないかという話もございましたけれども、すぐには全市民を対象にという形は担当課では無理で、とりあえず担当課でできる事業に打たせがえをさせていただくという話で決まりましたということです。