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2021-01-31 08:30:00

私は目的を見つけなければなりません。

 

自らを行動に駆り立てる、人生をそこにつぎ込んででもこだわりたいと言う様な、個人的な体験や認識に根差した"意味"が見いだせない…

心の奥底から来るような動機がなければ、目的意識は芽生えません。

 

 

"仮想敵"が何かと散々考えていたら、前に考えた事と同じになりました。

昔から物覚えが悪くて、何回も同じ事を言っていたらすみません。

 

 

我々は豊かな食文化を育んできましたが、どこか行き過ぎてるのではないか?

 

「行き過ぎ」は「粋すぎ」と言ってもあまり変わらないかもしれない。

 

日本人はピュアなものが好きですが、純粋主義はもしかしたら悪かもしれない、と思います。

 

食の粋を極めた結晶が、真っ白なお米や小麦粉や日本酒だったりします。

つまり純粋=精白です。

 

極めることは悪くないのですが、これは本当はあまり食べてはいけない嗜好品の類いなのではないか。。

 

これを9割以上の国民の常食にしてしまうと、狂いの元です。

 

味の粋を極めたら味の素になります。

化学調味料の塊が純粋の極みになってしまってはいないでしょうか?

 

純粋主義は複雑な味が苦手です。

複雑な味は全部不味いと言って切り捨てる。

結果、子供の味覚のまま成長しなくなります。

 

そういったことが、精神そのものが育たない事に繋がるのではないかと仮定します。

 

「行き過ぎ=粋すぎ」は悪を生みます。

 

私は頭が悪い事が凄くコンプレックスなのですが、真っ白なご飯食べると頭悪くならないでしょうか?

 

精製された糖質は血圧を乱高下させ、鬱や糖尿病の原因になります。

化学調味料も同じです。

精製されたアミノ酸が感覚マヒを起こす。

何度も書いてる様に、自分が10代から鬱や発達障害の"け"があったのはこれがおそらく大きい。

 

純粋主義が

気持ちを不安定にさせ、味覚障害を起こし、

精神を大人にせず、依存的にし、

頭を悪くした。

と考えると、

自身の問題と、日本人の問題とがリンクしてくるように思えるのです。

 

 

有機農業は精製をしない無粋な農業です。

だから日本ではウケが悪い。

オーガニックは潜在的に悪者になる。

 

でも自分にとっての一番敵を、「純粋」に設定してみる。

「純粋」が頭をパーにした、

「純粋」が心を弱くした、

「純粋」が身体を阿片中毒にした、

「純粋」が人生を路頭に迷わせた、

「純粋」が日本をダメにしてしまう…

 

だから今、

私は農業をしている。

 

 

敵はピュアにあり!(仮)

 


2021-01-14 06:13:00

 

自分がどうすればよいのかわからない!」

 

優柔不断に年中悩んでいます。

 

世の中は、そうしている内に大分前に進んでいて、

もう追い付くことができない。

 

時代に乗り遅れてしまったように感じる事があります。

 

 

人間には判断する人と認識する人がいて、

腸には善玉菌と悪玉菌という判断する菌と日和見菌という認識する菌がいます。

 

判断タイプは決断し行動します。

認識タイプは流れを見て、行動するか、その場に留まる。

 

もしかしたら私の腸は日和見優勢で代々、受け継がれて生きて来たのかもしれません。

認識タイプは人間の遺伝子と腸内細菌に、半分います。

 

 

これに関連して思い当たったのが、

 

日本は神仏習合の文化の国」

です。

 

既成の文化が解体されないまま、

余所から文化を取り込んで、ミックスし、

独自性を持って発展してきたのが日本の文化だと言う人がいます。

 

あらゆる概念を有機的に受け入れ、

混合された要素から発酵し抽出されたエキス、

それが日本のアイデンティティーなのだ!と。

 

仏教伝来も、西洋文化も、自然災害も、

全部受け入れてからどうにかしてきた事が、

善くも悪くも日本人の"中"には伝統的に染み付いてる様に思うのです。

 

 

これから大不況時代が到来するかもしれないし、

苦しい時期を耐えなければならない。

 

 

私はおそらく時代の波に乗り遅れます。

 

 でも、

 

波に飲み込まれても取り残されても、

状況を受け入れ構築していく様な、

しなやかな魂を己の遺伝子か腸の中に持っている、と、

 

生き遅れても、踏み潰されても、

乗り越える事ができる、と信じる。

 

 

いち早く波に乗り、流れの中で生き続けるのか、

その地に留まり、這いつくばって、新しい生を再構築していくのか、

 

どちらが良いなんて無いです。

 

今年を乗り越えて活きましょう。

 


2020-12-24 01:04:00

あっという間に冬が来ました。

 

ここ二か月ばかり、野菜の出来が悪かったり、市場の野菜が安かったり、売れなくて大分不調でした。

 

私は殆ど携わっていませんが、コロナで有機野菜の宅配関連事業の需要が伸びているそうです。

 

一方、スーパーの直売は需要が伸び、活気が出てきましたが、秋冬は生産者の売り先がスーパーに集中したのか、地場では置場がないほど直売コーナーに安い野菜に溢れ、東京では一日で半額にされてしまう等、どうしようもなく苦しみました。

 

コロナは二極化を促進したのかもしれません。

 

 

「半端な価値の野菜は消費者に受け入れられないよ。」等とアドバイスされた事があります。

 

こだわった有機野菜を求める顧客に向けて売るか、大量生産で安く市場に流すか、そうしないと生き残れない、

そう言われてたのですが、ここ数ヶ月はそれを強く感じました。

 

私は農薬は使ってませんが、心が狭間の生き物ですから、現在分断の最中にいます。

 

 

半端者は死ぬでしょうか?

 

自分はこうしたい、という意志があれば迷わずそう生きれるのですが、強い確信が湧いてこない。

日和見菌として時代の流れに身を委ねるのが本分という気も致します。

 多分真ん中がいい、と思ってます。

 

日本に上流と下流が生まれるか?

グローバルかローカルか?

世界の潮流から見れば分断するはずだし、遺伝と伝統から見れば分断されない…

ウイルスは克服するだろうけど、社会は変わるか…?

 

うーん…

くだらない!

おまえが考えることか!?って思いますよね。

ただ、今はそういう気分です。

 

 

野菜が売れなければ、自分のアイデンティティーは容易く揺らいでしまいます。

しかし、年が明けたら初心に戻ります。

ここから始まりだ、と

そうやってリセットできるのが農業の良いところです。

 

 

では良い年を。


2020-11-22 06:08:00
試み三、クルベジの野菜

長野市の過疎地では管理を放棄された地域で竹林が増殖し、荒れてしまう事があります。

 

その竹林整備をしているNPO団体の"地球環境フォーラム"さんと協力し、廃竹を焼却した炭を畑に撒いて耕す→co2を封じ込めると共に畑の微生物層が増殖し肥える→畑でできた野菜を宅配で消費者に提供する、ということを彼是五年やっています。

この企画は、クール&リサイクル="クルベジ"として、千葉の有機野菜宅配会社さんのプロジェクトにも加わらせていただいてます。

 

 

当初は炭を畑の全面に撒きましたが、毎年規模が拡大するのに、炭は少なく薄くなっていき、企画としても畑への有効性としても、なんとなくボヤけてしまっておりました。

 

ですので、今年から竹炭を撒く畑を一反の畑に限定し、一つのコンセプトとしてわかりやすくする事にしました。

 

 

作付予定は主にホウレン草、人参、ハウス野菜、で各々少し意味があります。

ホウレン草は酸性質と土地の傾斜が、人参は粘土質と乾きやすさが各々問題で、自分の畑では育てにくい様に思います。

毎年播種しても半分以上芽が出なかったり、形が悪かったり、死ぬほど失敗してます。

目も当てられない(つд⊂)

 

炭は空気と湿度を保ち土壌をフカフカにするとされ、それらの問題を克服できる可能性を持っています。

 

ハウスは雨が降らない上に高温なな異常環境です

本当は植物を育てる場としては良くない環境なのですが、異常気象に耐えうるか試すのには正にうってつけです。

 

一年に撒く竹炭の量はせいぜい表面を隠すくらいですが、毎年堆積させていけば、効果があるはずと信じております。

 

 

 

有機農業の価値がどこにあるのか?

全て目に見えない事がゆっくりと推移していくので、私自身も分からないと思うことがあります。

 

一つ思うのは、農法にも多様性が必要で、単一化する事で将来の大きな損失になる恐れがある訳です。

 

今現在の最大で最速な成果を求めて、未来の資産を消費しまくるのが人の営みというか業ですが、

農業は社会と文化の基礎ですから、もしかしたら全ての営みの中で最も速く、現象としてそれが現れるかもしれません。

未来に資産を残す試みが、有機農業の可能性であり意味なのではないか?

 

 

南米には"テラプレタ"という、木炭を堆積させた畑の古代遺跡があり、環境厳しいアマゾンでも肥沃な奇跡の畑として研究されています。

 

クルベジの畑ではそれを目指したいと思います。

 


2020-11-11 23:02:00

無農薬の悩みはアブラナの悩み

 

日本人ほどアブラナ科を他の国は食べない、と聴いたことがあります。

アブラナの食文化は日本の文化として根付いているのです。

 

しかしアブラナ科を楽に栽培できる期間は、虫が減り雪が降らない今の時期だけです。

それは同時に全ての農家にとって同じ事で、葉菜類は市場に溢れて価値が下がります。

これもまた、日本で有機農業が流行らない一因と言えると思います。

 

 

話は逸れますが、

 

厚労省によると、食物繊維の摂取量目安は男性で一日19g、小松菜で換算するとなんと1kg分です。

 

どういう根拠でこの数値を算出しているのかわかりませんが、

小松菜だけで摂取することは、逆に体に悪い可能性もありそうなので、注意が必要と前置きした上で、、

 

大量に余ってしまう小松菜を、どうにか有効に皆様に消費してもらう事はできないかと、スムージー向けのパック販売を試みています。

 

健康の真実はわかりませんが、私が過去から引きずっている健康悪が一つあります。

 

砂糖とジャンクフード中毒です。

 

独り暮らしを始めてから農業を始めるまで、ハンバーガーやフライドポテトは、主食と言ってよいほど食べました。

農業を始めてからも「時間がない」「料理を作るのがめんどくさい」で、甘いお菓子もご飯の代わりに食べることもあります。

 

私が農業以前、引きこもりをしていたことは何度かこのブログにも書いていますが、引きこもりの特徴は、一つはご飯を食べずにお菓子をよく食べる事だと言います。

発達障害や鬱病と関係があると言われているのはご存知の人も多いと思います。

 

砂糖とジャンクフードは、もしかしたら自分の人生を狂わせてしまった元凶かもしれません。

 

しかし難しいです。

知識として解っても、"腑には落ちていない"。

文字通りというか、文字通りでないというか、腸内細菌は「甘い方をもっとくれ!」と言っているわけです。

今も中毒は止みません。

私は有機野菜を作り健康を売りながら、砂糖ジャンク中毒で破滅する最中にいるのです。

 

 

そんなこんなで自分でも小松菜スムージーデトックスを始めてみましたが、

この食物繊維の溜飲摂取は有効な気がしています。

野菜の苦味は食欲を抑え、糖質に飢える腸内細菌達を沈めることかできます。

果物ジュースは加わえますが、普通にジュースを飲む4分の1程度で済みます。

濃い緑茶程度の味でイケます👍

 

vegetableのvegeは活力を意味するのだとか。

眠気も覚めます。エナジードリンクの代わりに成りえます。

食物繊維は炭水化物の代わりに成りえます。

ついでに、この量を飲むなら無農薬である意味もより一層活きてきます。

 

己と社会の課題が繋がりました。

日本人の糖質とジャンクフード依存からの脱却、日本を老化と病から救う事こそが私の使命になるかもしれません。

 

業務用小松菜パック、

いかがでしょうか!?


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