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2021-12-03 01:00:00
キャベツ無謀栽培 その2

前半続き

 

花芯を食べられるとその時点でキャベツの生長が止まり、

キャベツも死んでしまうし、

中の芋虫もそれだと餓死してしまいます。

 

毎度この花芯を食べられやしないかと、ヒヤヒヤするのですが、

殆んどそれは見たことがありません。 

 

もしかしたら彼らは"意識"を持っているのてはないか?

 

"花芯を食べたら終わり"だと

わかっているのではないか?

 

 

これはキャベツにつくモンシロチョウの幼虫に該当する事で、他のアブラナ科につく虫も同じというわけではありません。

 

キャベツと違って隣に移動するのが楽だからかもしれませんが、

株を食い尽くしては隣に移動していきます。

 

モンシロチョウの幼虫だけが違う性質を持っているのかもしかれません。

 

その進化を"知性"と呼ぶとして、

モンシロチョウに知性があるとすれば、

人間との交渉もできるのでは?

 

つまり、

「キャベツの端だけ食べるのなら、人間はあなたを襲いませんよ。」

とわからせれば、モンシロチョウはいつかそう進化するのではないか?

 

 

交渉といいましたが、全ての芋虫を生かすわけではありません。

中にいる芋虫は潰し、

外っ葉についている芋虫は見逃す、

それを何年も繰り返してるうちに

芋虫は意識するようになる

=進化する、ということです。

 

これによって、芋虫の生態も変わっていくはずです。

 

はず。

 

従来は交渉の余地なしと農薬で一斉に殺します。

それだと虫も卵の数を増やす様に進化します。

病原菌と同じです。

農薬に強くなり、

繁殖力を高めていくばかりです。

 

虫との交渉が可能なら生態系を壊さず、共存する道になる。

 

なるはず。

 

 

深謀遠慮すぎて謀り事になってない、

まさに「無謀」

 

ただの自然の営みとも言う。

 

 

しかしこれこそが、

人と環境とが共存する最も理想的な在り方なのでは?

 

と妄想える次第。