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せいゆう丸釣行記
知床の海難事故を受けて、国交省が小型船舶検査機構(JCI)の検査の強化をはかることを決めたげな。
特に通信機器の通信エリアの把握を厳格化するらしく、早い話が今までの検査が緩かったことを認めたようなものですわな。
以前にも書いたけど、検査の時にライフジャケットの枚数を数えて「ハイ、合格!」みたいな検査官もいらっしゃったから緩いと言えば緩いけど、あれで検査料が24,000円はなんぼなんでも高過ぎますわ。
う
「国交省の天下りを養うために検査してるのか?」とうがった見方をしてしまいますがな。(笑)
心配するのは、遊漁船は無線設備をしなくてはならないみたいな話になりはしまいかだ。
何か事故が起きると途端に役人根性丸出しにして、「けしからん!」となりがちだから油断ならないですわ。
普段から事故が起きないように啓蒙活動してれば何も言わないが、そんなこと面倒臭いからまずやらない。
ところが重大な事故が起きると鬼の首を取ったように「けしからん!」と規制強化をしなさることになり、困ったことになるんだわ。
お役所は遊漁船の白タク行為だって知らないはずはないだろうが、面倒だから白タク行為を防止する指導や啓蒙活動など一切しませんですがね。
似たようなことだけど熱海の土石流災害を受けて盛土規制法が一昨日成立したそうで、我が国では何十人か命を落とさないと動かないみたいだわ。
罰金が最高で3億円になったらしく、早くから問題になってたと思うが、「そのあたりはなかなか」と逃げまくってたのだろう。
白タク行為の恐ろしいところは保険に一切加入してないことで、自動車なら車検制度があるから自賠責保険には加入しているから事故を起こしても何らかの保障があるだろうが、船から落ちたら命が助からないことも多いから、海での事故で無保険となると全くの死に損になりますわな。
でもまあ、乗せる側も乗る側もそんなことこれっぽちも考えてないだろうから、白タク行為はこの先も無くならないだろうなあ。
さてと今日はまだ低気圧の波が取れないだろうからお休みして、かあちゃんと串間にドライブして来ますわ。
新しくオープンした道の駅に立ち寄り、都井岬にも回る予定です。