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せいゆう丸釣行記

2019-10-11 03:18:00
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とにかくでかくて、猛烈な勢力の台風19号が中部地方・東海・関東に近づいております。

 

アメリカのカテゴリーに当てはめると最強の 「5」 だそうで、今まで経験したことのない災害が起こることが懸念されてます。

 

とにかく家とか家財はどうでも、命だけは守って欲しいものですねえ。

 

 

 

 

日本という国はかくも自然災害と向き合わねばならない国なのかとやりきれない思いがする一方、日本人のご先祖様達は自然災害の現実を受け入れて、でも決して屈することなく何度も何度もやり直してきたのだろうが、その姿はなんとなくアリの世界を想像させてくれる。

 

外敵から巣を襲われると、アリは巣を守るために反撃したり巣の修復をしたりと、役割分担を決めて必死に巣を守るそうだが、アリの種類によっては大雨の増水で巣ごと流された時にはなんと無数のアリが手足を繋いでひとつの塊(ボート状)となって、浮いて流れ着いた所で新たな巣を作るらしいが、もうここまで来ると何でもアリ?って感じですわな。(笑)

 

でもさ、そんな自然災害に悩まされながらもひるむことなくしっかり立ち上がって、復旧・復興してきた日本人だからこそ、謙虚で粘り強い国民性が備わったのではないでしょうかねえ。

 

 

 

維新後まもなくして明治政府は基礎科学への研究に投資し始め、およそ80年後に湯川博士が日本人初めてのノーベル賞を受賞したのですが、いかに積み上げ積み重ねが大事であるか分かるような気がしますねえ。

 

日本人の粘り強くて謙虚にコツコツと取り組む国民性が、アジアにおけるノーベル賞大国に押し上げたのは疑う余地はないけど、隣国の韓国では過去に金大中さんがノーベル平和賞を受賞したのみで科学分野ではゼロスコアなので、さすがに無駄に声が大きいコリアの人々もこのノーベル週間だけは 「反日・克日」 と叫ぶことは控えてるように思える。

 

 

 

日本人はこんな具合でちょうど良いのかも知れませんなあ。

 

確実に毎年やって来る自然災害にじっと耐えて、過ぎ去ればまたコツコツと作り直すことをこれからも永遠にやらなければならないが、自然災害に育まれたとも言える 「耐え忍ぶ」 という素晴らしい国民性を持ち続ける限り、ささやかな繁栄を維持することは不可能ではないでしょうよ。

 

 

 

さてと、昨日は涼しいこともあって船の書斎?でずっと読書してましたが、目的は自分の知識の中に存在しない 「日露戦争後から敗戦までの日本の40年の真実」 を知るためであります。

 

子供の頃から遊んでばかりでろくに勉強してこなかったからだろうが、日本の歴史においてのこの短い期間だけが教育の場で敢えて遠ざけられてたみたいで、 「なんでこんな素晴らしい日本があのような無謀な戦争を行って、たくさんの尊い命を失うことになったのか?」 という素朴な疑問に教育現場がまともに答えず、いつまで経ってもモヤモヤとした気持ちが残ってるのは自分だけでは無いでしょう。

 

その理由を今まで教育現場がただ単に 「軍の暴走」 だけで片付けて来たとすれば、国民の大部分が真実を知らないが故にあの忌まわしい時代の出来事をいつまでも引きずることになり、 「近隣諸国に負い目を永遠に持たなければならないならないのか?」 という、を戦後日本の教育側が重ねてきたと言わざるを得ない。

 

残念ながら自分は元来勉強嫌いで、その手の本を何度読んでも頭に入らないので果たして頭の中で整理がつくかどうか分からないけど、どうせこの先10日以上お休みになるだろうから、頑張って納得できるまで調べてみたいと思います。

 

この部分を解き明かさなければ負い目を払拭することは出来ないかもです。

 

 

 

さてとそろそろ出立して、半額ハンティングしながら海に浮かぶ我が書斎に向かうことにしましょうかねえ。