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せいゆう丸釣行記

2019-02-16 03:33:00

介護保険は誰でも知っててるけど、誰もあまり中身を知らない保険制度だろうと思いますので、介護保険についてチョイとおさらいを。

 

 

介護保険は少子高齢化に伴い、寝たきり老人の増加等で医療費が増大したことをきっかけとして、2000年に施行された保険制度でありまして、40歳以上の国民に加入が義務付けられ、介護が必要となった高齢者を社会全体で支え合う制度であります。

 

まあ、元気で仕事が出来て毎日美味しいご飯を食べられる間は考える必要の無い制度なのかも知れませんが、人は必ず年老いて将来自分で自分のことが出来なくなる時が必ずやってまいります。

 

自分もそんな知らない一人でありましたが、おふくろが高齢化に伴って高齢者特有の病気になったり、ついこの前まで車を運転して元気バリバリだった親父が起き上がるのがしんどくなったと言い始めたので、否が応でも制度の内容を知らなくてはならなくなったのであります。

 

幸いにして自分の両親は二人でまだ自活出来てるから、施設への入居とか訪問介護サービスを受けるまでには至っていないけど、心配だったのが 「転んで骨を折って寝たきりになるかも知れない」 ことでありまして、そうなる前に自宅を手すり等を設置してバリアフリー化して予防出来ないかと考えたのであります。

 

おふくろは高齢者特有の病気を患っていて、要支援1の認定を受けてるものの足腰は比較的しっかりしてるので、手すり設置の申請に無理があったので、今年93歳になる親父を対象として要支援の認定を受けることから始めてみました。

 

 

 

介護保険における要支援と要介護の定義については、またの機会に書くかも知れませんが、要支援1というのは介護の基準で一番軽い段階で、生活する上で多少の支障があるから支援してやらなければならない感じかな?

 

最初の手続きとして市役所内の包括支援センターに出向いて相談をすることから始めますが、とにかく親切に親身になって話を聞いてくれるので、安心して相談されることをお薦めします。

 

そこで高齢者の日常の状態を聞かれた上で、後日ケアマネージャーさんが自宅を訪問されて色々な質問や、動きのチェックをしてくださり、約1月後に要支援1の認定がおりる手はずになっております。

 

親父の場合高血圧等の持病があり、病院に確認したりされたようで無事要支援1の認定がおりたので、包括支援センターに相談して自宅のバリアフリー化として手すりの設置を、センター通しで業者さんに依頼し工事完了した次第であります。

 

 

DSC01962.JPG

 

これは玄関の手すりであります。

 

 

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これはトイレの手すりなんですが、親父がトイレから立ち上がるのが楽になったと喜んでおりました。

 

 

この他に浴室と勝手口とにそれぞれ手すりを付けてもらって、総額8万チョットの工事費でしたが個人負担は所得に応じて1~2割なので、本当に助かる制度であります。

 

こうした自宅のバリアフリー化の上限額は20万円までなので、今後何が必要なのか親の様子を見ながら考えたいと思います。

 

 

 

さてと今日から3日間は沖に出られそうなので今から出立しますが、漁師の話だとどこに行ってもお魚が居なくなったらしいので、移動に時間を費やさずに 「潟から離れま宣言」 して、じっくり釣り糸を垂れて楽しんでいただぎましょうかね。