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せいゆう丸釣行記
昨日は辛かったなあ。
朝一でよそのお船に潟を乗っ取られてて出鼻をくじかれ、一昨日予習で探索してた数箇所の候補地が一晩でもぬけの殻になってたし、西風は予想以上にガンガン吹いて沖に行けないしで、1日のスケジュールがことごとく潰れてしまい次第に崖っぷちに立たされる感じでありました。
そのうち風が少し緩んできたので思い切って沖のアジの巣床に行ってみたものの、悪いことに全くのお留守状態に完全に気落ちしてしまい、しかも上り潮の激流ときたもんだからテンション下げ下げになっちまった。
イカリを打つことなくチダイの里に足を伸ばしたけどやはり上り潮の激流で、100号の錘が真横に流れてしまいお手上げ状態に。
仕方ないので南の潟に行ってみたけどお魚の反応がほとんど無くて、しかも上り潮と北風のバランスが微妙に崩れるものだからお船があちらこちらしたり、イカリ綱がお船の真下になっちまって綱を釣ってみたりと散々でありました。
で、最後の最後のお願いということで潟に着けてみたら、丁度潮目がやって来てかなり速い下り潮に変わったと思ったら、サビキ仕掛けにデカアジがパクパクし始めたではないか。
9回裏2アウト逆転タイムリーヒットでありました。
8時間洋上を漂って最後の1時間でこの釣果だから、釣りは諦めてはなりませんなあ。
メジナのような黒いお魚は 「トビハタ」 というハタの仲間で超高級魚であります。
めったに釣れるお魚ではありませんで昨日は4匹釣れてたが、さぞかし美味しいお刺身だったでしょうなあ。
さてさて、いよいよ 「青北」 の季節になったみたいで、今日から多分1週間は沖には行けないでしょう。
台風シーズンが終わったと思ったら、もう今度は 「青北」 に悩まされる季節に突入してしまいましたねえ。
そしてどうした訳か最近週末に出られないことが多くて、 「またか!」 とサラリー諸氏が嘆いておられる姿が思い浮かぶけれど、週末に人数をまとめて稼ぎたいお方はもっと頭が痛いことでしょうなあ。
危機管理がなってなくて高コスト体質にどっぷりと浸かっていると、次第に流行りが廃れきた時、ボディーブローのようにじわじわ効いてくるものですがね。
お休みということで、そろそろ港に出立して橋の下の天然ドックであれこれ修理・整備でもしましょうかねえ。
お金を掛けない生活してるとやらなければいけないことが多すぎて、もの凄く忙しいですわ。
「貧乏暇なし」 のことわざを意味を、この年になってようやく理解出来るようになった今日この頃でございます。