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せいゆう丸釣行記

2017-09-19 02:50:00

昨日は台風一過で良いお天気で凪ぎでありました。

 

 

 

「シケ明けに釣れた例がない。」 のお言葉は、我が釣り師匠の格言でありますが、今まで確かに台風などの大シケの後に釣れた例をあまり記憶しておりません。

 

特に潟のように水深が浅い場所は、シケで海底まで上下動してしまうため揺さぶられるのをお魚が嫌ってか、まるで砂漠のように生命体反応がゼロとなりまして、魚探には海底の地形しか映りません。

 

まさに集団疎開状態になります。

 

昨日もまさにそんな日でありました。

 

 

 

出港時間は7時30分といつもより遅めに設定。

 

夜明け頃に見た堀切峠からの海峡は、多少ウネリが残るもののベタ凪ぎに近い状態になっておりました。

 

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沖に出てみると思ったほど流木などの障害物は少なくて安心しましたが、各河川から大量に放出された濁り水がマーブル状態になってて、沖に船を進めていくと刻一刻と海の色が変化していきます。

 

台風前にアジのお刺身食べる程度には釣れてた場所の探索から始めましたが、やはり何処に行ってもまるで何も映らない。

 

探せど探せどお魚1匹見かけないのも面白いもので、たまに疎開し損ねたのかアンポンタンのお魚がチラリと映ることもあるけど、完全に砂漠状態になっておりました。

 

 

 

「さあて、どうするかな?」

 

シケ明けにお魚が居なくなるのは織り込み済みでしたので、一応オプションを用意してたのでそこから30分かけて沖のある瀬に向かうことに。

 

 

 

そのポイントは過去に1度だけ着けたことのある場所ですが、イサキが結構居たと記憶してましたが、イサキなら体表が硬いからシケで揺さぶられてもいらっしゃるかもと着けてみました。

 

潟付近には全くお魚が居なかったのに不思議なことにその場所にはビッチリ魚影があり、サビキ仕掛けを投入すると早速ウリ坊が喰ってきたらしく、即全員天秤に切り替えて1投目から良型のイサキが釣れておりました。

 

卵を出し切っているからかなりお痩せになってて、ずいぶんスリムなボディーではありますが、卵パンパンだったら1kg近くのイサキも結構いましたわよ。

 

嬉しかったのはドデカイサイズのトビハタが釣れたことで、よだれが出そうなくらい美味しそうな魚体をしておりました。

 

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船釣り始めたばかりのお方で、手巻きのリールで一生懸命頑張り、船酔いと戦いながら奮闘されてが、2桁にのせられたと喜んでおられたのが実に印象的でありました。

 

 

 

さあて、だいたい3日はアジは戻ってこないから潟はパスして直接沖に向けて出てみるけど、いつも釣れるとは限らないのが釣りだから、あちこち丁寧に探索しながら一晩楽しめる程度のお刺身をゲットしましょうかね。

 

 

 

ああそれから週末は曇り空みたいですが、最近ずいぶん涼しくなって釣りを楽しむのが楽になってきました。

 

レンタルボートのスズキくんとはたはた君もスタンバイしてるので、餌釣りなりマキ・シャカなり楽しむと良いね。

 

各レンタルボートのGPSには、実際に見つけたり、あるいは情報入手したりしたポイントを新たに打ち込んでるので、試しに行ってきて情報もらえると嬉しいなあ。