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せいゆう丸釣行記
「あれー!今日は出られると?」 と、365つり具えさ店で息子さんに聞かれた。
そういえば焼酎が早めに効けて、一昨日の野田さんの天気情報を見ずに寝てしまったから、うねりの具合をチェックしておりませんでした。
「1.5mのうねりだから大丈夫じゃない?」 と言ったら息子さん 「2mになってるよ。」 とのこと。
一昨日の昼までは1.5mのうねりと予報してましたが、2mになってたとは知らなんだ。
急いで堀切峠に向かって確認すると、真っ暗な海に底引き網漁船が1隻だけ操業しておりました。
暗くてよく見えなかったけど、海岸の磯にうちつけるような 「ドドドーン」 の久しぶりに聞く波の響きが恐ろしい。
慣れとは恐ろしいもので、梅雨に入った頃からずっとべた凪ぎの日がずっと続いていたので、久しぶりにうねりの音聞くと怖いですねえ。
結局昨日は中止を決定して、ゴミの処理から。
エコクリーン宮崎に運んだゴミの入った米袋は15袋ありましたが、ゴキブリや蟻が巣を組んでてたみたいで、殺虫剤をかけて走り始めたら、途中車の中で彼らの大運動会が始まって大騒ぎとなった。
特に蒔き餌を喰って異様にデカくなったゴキブリは車の外にまで遠征されて、フロントガラスを苦しそうにヨタヨタ歩き回るものだから気になって仕方ない。
赤信号で停車するたび車内にキンチョールをシューシューしてたから、周りの車のお方は不思議に思われたでしょうなあ。
そういえば市内で隣の車から 「船長おはようございます。今日はお休みですか?」 とお声をかけてもらったけど、良く良く見ると毎週のようにはたはた君をレンタルされて沖の磯場に出撃されるお方だったのですが、ネクタイ締めての出勤途中だったので普段お会いするときの出で立ちと違うので雰囲気が随分と違ごちょりましたなあ。
スポーティーでキラキラしたウエアを纏ったマキ・シャカのお方と違って、餌釣りの皆さんが着て来られるのはいつ捨てても良いような使い古しの作業着みたいなものだから、ビジネスマン然とした凛々しいお姿を拝見するとそのギャップの大きさを感じますね。
自分の目には、船の上で餌まみれになって竿を握っておられるお姿のほうがしっくりきますけど。
ゴミ処分した後再び内海に戻り、夜明け頃に橋の下の天然ドックに移動してたスズキくんの修理の取り掛かり、夕方までにドライブのギヤオイル交換とウインチ配線のやり直しを完了。
橋の下の日陰とは言え暑くて仕方ないのですが、ブルーシートに寝転がっての休憩タイムが楽しみでして、車のラジオの閉会中審査の中継を聞きながらうつらうつらしちょりました。
何も失うものない前川さんと、失ったら大変なことになる現職官僚さん達のお姿との違いが浮き彫りになってましたなあ。
「棄てた」 「忘れた」 「記憶がない」 「残ってない」 を連発しなきゃならない官僚さん達はそりゃ必死だわな。
人よりずば抜けて事務力・記憶力に長けてるはずの超エリート官僚さん達が記録を一切残さず、あったとしても書類を全部破棄したり、昨日食べた物を忘たが如く重要案件を覚えてないと言い張らなければならない姿を見ると、腹が立つ前になにか随分と哀れに思えますね。
ここでやり損ねたら、今まで築き上げた実績がガラガラ崩れてしまうと心配するからなのでしょうが、あんまり心配せんで良いよ。
「プライド」 と言う重しさえとっ払えれば、どんなことあっても食っていけるから、今の日本では。
ただ定年後、夢に見た毎年の海外旅行は行けなくなるかもしれないけどね。
さてと今日もうねりを伴って2mの波らしいが、漁船の出方を観察して出るか出ないか判断しましょうかね。