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せいゆう丸釣行記
早いものでおばが亡くなってから四十九日が経ち、その法要が串間で行われまして、両親を伴ってかあちゃんと出かけてました。
92歳の老衰による他界でしたのでほとんどお祝いみたいな法要でしたが、両親もそうだがお越しになってた皆さんが予備軍みたいなもので、次は誰やろうかと不謹慎な目で観察しておりました。
さてさて、潮が動かずこの時期にしては釣れずに苦しい毎日が続いておりますが、今日はマキ・シャカ専用レンタル船 はたはた君の船検日なので、沖に出るのは昨日に引き続きお休みにしました。
昨日この欄で、最近日向灘の潮が動かない原因のひとつであろう黒潮の小蛇行について書きましたが、一昨日目撃した赤潮はあちこちで発生してるのが確認されてるみたいだね。
赤潮 = 海の淀み と必ずしもそうでは無いと思うが、見ていて気持ちの良いものではないですね。
宮崎の遊漁船が、HPやブログで情報を載せる数も多くなってきてますが、たまに覗いてみると潮が動かず割と苦戦しておられるようだ。
それでも日暮れの夕刻になって、いきなりアジやイサキが釣れ始めて結構釣れた話を聞いたりもするから、お魚も潮が動かず気分悪くても生命維持しないといけないから、まとめて食べる時間帯があるのかも知れませんね。
残念ながら、自分にとってそんな時間帯は毎日焼酎飲んで既に布団の中で気絶状態にあるから関係ない話ではありますが、漁師が夜に沖に出ることが多いのはそんな理由からかも知れないなあ。
話は突然変わりますが、自分のお船の母港は川の中にありまして、JR九州の内海駅の真下に位置してます。
自分が電車や汽車に乗ることはほぼ無くて、確かにここ数年乗車したことありませんね。
でも毎朝5時52分に内海駅に到着し、乗客を乗せて汽笛を軽く鳴らして出発して行く日南線の汽車の存在は、少し気になっておりました。
と言いますのも、最近このHPのお問い合わせでお知り合いになれたJR九州の職員さんがいらっしゃるのですが、汽車に関するお話しが面白すぎて、何の足しにもならない、ただ自分が知りたいだけのトリビアなる欲求を、このお方は随分満たしてくださるのだ。
自分はお船のことについては割と知識あるほうだが、汽車に関しての知識はまったく無い。
知識はなくても、そもそも汽車に乗ることないから生活に影響はないので別に問題ないけど、知らないということに気が付くと妙に知りたくなるのが自分の悪癖であります。
そんでもってこのお方の話しをもとに色々調べた結果、なかなか面白いことを知ることが出来ました。
JR九州の日南線で稼働している汽車(気動車)は、海幸山幸のキハ125系とキハ40系の2種類だそうな。
キハというのは気動車のキで、イロハのハらしい。
電車はモーターで動くからモで、イは1等車で、ロはグリーン車で、ハは普通車げな。
つまりキハ40系というのは、気動車の普通車というところまで分かったが、40の意味までは分からなかった。
海幸山幸のキハ125は台風災害で廃線となった高千穂鉄道で稼働していたTRー400形を改造したものらしいが、木目調の車体がノスタルジックな味わいを感じさせますがね。
一方通勤通学などで普通に使われているキハ40系がこれ。
自分が知りたかったのはエンジンの部分でありまして、キハ40系の場合、新潟鐵工所、ダイハツディーゼル、神鋼造機が共同開発した「DMF15系」というエンジンを採用し、常用時最大出力(定格出力)220馬力(1分間2,000回転時)で14,770cc ということでした。
車両重量が40t に近いのでかなり非力らしいが、発進時にはトルコンを介してスタートして、ある速度になるとエンジンと直結し、さらに速度が上がるともう一段ギヤが上がるらしい。
日南線での設定最高速度は85kmだそうだが、日南線はカーブの連続でそれを確実に覚えるのが大変らしく、速度調整がかなり重要らしい。
うっかり聞きそこねたのは、自動車でいうアクセルとかブレーキのようなエンジン回転数や車体の速度のコントロールを、どういう風にやっているのかであります。
電車の場合こんな感じでレバーを手でゴニョゴニョ動かして制御しているようだが、気動車ではどんな具合にコントロールしているのやろうかね。
まあ特に知らなくても不自由はないけど、今度お会いしたらじっくり聞いてみようかな。
うわ!、くだらないこと書いていたらいつの間にか出立の時間になったので、もうやめますわ。