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せいゆう丸釣行記

2017-04-23 03:04:00

気象庁発表のお天気予報があてにならない。

 

一昨日は曇り予想で雨で寒かったし、昨日は1mの波で2m超えの北風による高波に悩まされた。

 

スパコン予想で北風が出る情報を入手してたので織り込み済みで驚きはしなかったが、それにしても一つの情報だけを信用してたら失敗しちゃうね。

 

 

 

昨日も午前7時に出港して沖の瀬に直行しました。

 

お友達のSI氏が別の瀬を探索してくると、港を先に出られたのでその情報を待っておりましたが、潮の色がめちゃくちゃ悪くてお魚が居ないみたいなので、沖の瀬で落ち合うことにしました。

 

 

 

沖の瀬に到着すると前日までの魚影がかなり薄くなってて異変を感じましたが、撒き餌に集まるかもと思い最適なポジションにイカリをドボン。

 

魚影が薄いせいなのかやはり1投目からアジは喰って来ませんでしたが、そのうちに竿先をプルプルさせて順調に釣れてた模様。

 

ところが風向きが急に北寄りに変わり、波が出てきて場所がどんどん移動してしまいましたがお魚は構わず釣れてたけど、11時頃になると白波が目立ち始めたので、イカリを揚げて潟に移動することにしました。

 

 

 

潟に来ると随分穏やかになってましたが、とにかく潮の色が悪い。

 

なんか赤さびを溶かしたような妙な色をしてまして、 「これで釣れるんやろか?」 と心配になるくらいの変な色でした。

 

でもそんな心配をよそにポツリポツリとアジやメジナが釣れてくれて、沖から移動して正解でありました。

 

 

そのうち潟付近も波が高くなって午後2時の早上がりにしましたが、前日までに比べてあまり釣れなかった印象がありましたが、港に帰ってクーラー覗いてみたらそれなりの釣果に安堵いたしました。

 

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まあ、一晩お刺身が楽しめる程度には釣れたかもね。

 

 

 

ああ、それから撒き餌のことですが、このところかなりの値上がりしております。

 

撒き餌のアミは三陸沖で毎年3月・4月が漁期らしいのですが、今年は未曾有の大不漁だったそうな。

 

水産関連の新聞の記事をご紹介しますと、 「三陸イサダ(オキアミ)漁が不漁のまま終わりそうだ。4月中旬に入ってからも水揚げの勢いが弱まっている。JFみやぎの集計(概数)によると、13日現在、水揚数量は前年比20%減の1万3169トンと、漁獲枠の49%にとどまっている。関係者は「昨年に続いて記録的不漁になりそう。本当に残念」と肩を落としている。」 らしい。

 

365つり具えさ店の店主の話によると、1年分の撒き餌の確保が危ういくらいの不漁だったそうで、このお店ではなんとか確保できる見通しがつきつつあるそうだが、いかんせん浜値が高騰して値上げはやむを得ないそうです。

 

多分足りない分は中国産などに頼らなければならないかも知れないが、外国産の取引価格も足元を見て既に値上がりしてるそうな。

 

大型量販店でも在庫が無くなり次第近々200円程度の値上げを予定しているそうだが、そうなると1角1000円近くなっちゃうなあ。

 

餌釣りでは餌がないことには始まらないから買わなきゃ仕方ないが、この際餌釣りやめてマキ・シャカに転向する手もあるかと考えたが、高齢者介護の船のような我がせいゆう丸ではそんな肉体労働はとてもさせられないので、諦めることにしました。

 

 

 

でも、ちょいと頭を使わないといけないなあ。

 

 

 

そろそろ出立のお時間ですが、今日もスパコン予想では北風が強い予想をしてたので、堀切から観察して判断しましょうかね。