スポーツチャンバラとは・・・

 子供の頃、友達らと棒切れを自由に振り回して戦ったチャンバラ。あの楽しさや真剣になれる感覚をそのままに、特許で安全に作られた剣と公平なルールを用いて競技化したのが『スポーツチャンバラ』です。

 スポーツチャンバラは、1971年に「護身道」として横浜で発祥。ルールは、相手の身体のどこに剣が当たっても1本、すなわち、相手の剣が自分の身体のどこの部分に当たってもいけないという簡単なものだが、これが実に難しく奥深い。

 防具は基本的に頭を守る面のみ。剣道のような重い防具は脱ぎ捨て、必要最低限の装備になる事で自由に動け、より実戦に近い戦いとなる。そして、打つことよりも打たれないことの大切さを実感できる。これがまさにスポーツチャンバラが護身道として生まれた根幹である。


 使用する剣はエアーソフトと呼ばれる空気の入った専用剣を使用し、打たれると多少の痛みを感じる。しかし、この痛みこそが身体を護ろうとするスタートなのだ。
また、一定のルール以外は動きに制約がほとんどなく、老若男女を問わず楽しめ、特に海外では『サムライスポーツ』と好感的に呼ばれ、スポーツチャンバラが世界に支部や教室が拡がる所以である。

「元来、このスポーツには審判はいらないと思っている。打たれたこと、負けたことを素直に認め合い、潔くさわやかに相手を称え合うことができればその間には何の介入もいらない。
それは自身審判と言って自らが自らを自らのために審判するのである。
そして、その心にいたわりの心、更に他を認めるゆとりが生まれてくる。自覚は、まず己自身の素直さを知る事から始まる。」

~国際スポーツチャンバラ協会会長 田辺哲人著 「スポーツチャンバラ」より~