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★お店「ミンミの幸せキッチン」、紹介記事

伊賀上野プロジェクト、一つの拠点「ミンミの幸せキッチン」


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この指、止まれ! 

かつて<青葉城 琵琶湖が北へ やや移動>という句を作った。松尾芭蕉の生地の伊賀上野あたりにあった古代の琵琶湖は、ゆっくりと北へ移動し、今なお動き続けているという。...
というわけで、滋賀県や京都、奈良、伊賀上野あたりを歩くと、移動する琵琶湖の気配をかすかに感じる。芭蕉は、琵琶湖の移動したその跡を何度も歩いた。膳所(ぜぜ)、京都などから伊賀上野へ帰るとき、あるいは逆に伊賀上野から奈良、京都へ出たとき、彼も琵琶湖の移動を足裏に感じたのではないか。
琵琶湖の移動に重ねて、芭蕉や俳句を考えたい、と思うようになった私は、周辺の人たちと伊賀上野プロジェクトを立ち上げた。
伊賀上野、奈良、京都、琵琶湖畔という地点を結び、その結び目で移動する琵琶湖を、そして生成する芭蕉や俳句を考えたいのだ。
なんだか壮大すぎ、何をしたいのかが今一つはっきりしない、と思われる方があるだろうが、私自身もまだもやっとしている。いろんなことをしながら、、つまり伊賀上野プロジェクトを始動させて、その動きの中で移動する琵琶湖を感じたいのだ。
というわけで、今年の4月15日(土)に第1回目の行事を計画している。伊賀上野に集まり、うまいランチを食べ、吟行・句会をし、皆で芭蕉を語る。行事の詳細については私たちの「船団の会」のホームページ「e船団」を見てほしい。http://sendan.kaisya.co.jp/i_igauenoproject_1.html
もちろん、誰でも参加できる。
この伊賀上野プロジェクトは、それを実行する者、そして参加する者が自分自身をわくわくさせる行事だ。美術家、音楽家、料理人などにも参加してもらい、移動する琵琶湖を足元に感じながら、芭蕉や忍者と友だちになるのだ。
伊賀上野には二宮和男さんという知り合いがいる。 彼の奥さんと娘さんは「ミンミの幸せキッチン」という南イタリア家庭料理の店を開いている。私たちのプロジェクトの伊賀上野における一つの拠点はこの店だ。ランチやディナーの際、はるかなイタリアをも引き寄せながら、芭蕉や言葉や美を語る。
仲間になりたい人、この指止まれ!  月刊俳句界・2月号掲載記事より
~坪内稔典~
現代俳句において膾炙する代表句を持つ俳人はそうはいない。しかも俳壇の枠を超えて・・・となれ彼が筆頭だろう。坪内稔典は常に時代の先頭走り続け俳句の韻文性、リズム、調べの尊さ、楽しさを考えてきた。

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伊賀上野の食堂   坪内稔典

 

 若い日の松尾芭蕉は、伊賀上野の藤堂家に奉公していた。仕事は台所方であり、台所の事務などにかかわっていたと思われる。

料理人ではなかったようだが、見よう見まねで料理を覚えたに違いない。俳人になってからは一人暮らしの日が多かったが、食事に困った形跡がない。

ほどほどに料理ができたからだろう。いや、かなりの腕前だったかもしれない。

元禄七年、芭蕉は伊賀上野で仲間を招いて月見の会を開いたが、その献立を自ら書いている。

麩、こんにゃく、ごぼう、さといも、木くらげの煮物、焼きまつたけ、醤油と酢で味付けしたすりやまいも、豆腐、しめじ、みょうがの吸い物など、

秋の食材がたっぷりのメニューだ。もちろん、酒も出たが、酒は前日に知人から贈られた南蛮酒だったのではないか。ワインかウィスキーだ。

なんともおしゃれな月見をしたのだが、この後、彼は大阪に出て亡くなった。月見の会は、結果として故郷との別れの宴になってしまった。

 

 実は、この秋、伊賀上野でワインをかたむけながら芭蕉を語りたいと思っている。

その語りの場は「ミンミの幸せキッチン」。

伊賀上野の町の中、大仙寺の山門前にある小さなイタリア料理店だ。

というより、南イタリアの家庭料理を出してくれる知人の食堂。 

芭蕉と南イタリアの家庭料理、なんだか突拍子もない取り合わせだが、これが意外に合う。 

いやいや、ほとんど無関係だから、だから逆にそこでは新しい物語や夢、あるいは俳句が生まれる可能性がある。

 

 この行事、次第に拡大して、ゆくゆくは伊賀上野の芭蕉を語る食堂にしたい。

ふと気づくと芭蕉や伊賀忍者も参加してイタリア料理をつついている、そんな感じのサロン。

いいなあ。             (俳人、佛教大学名誉教授)

 

  

産経新聞・連載 ~モーロク日和~ (全国版) 
13177318_637181039768765_9138976207601349844_n.jpg 産経新聞(全国版)伊賀上野の食堂 平成28年9月14日.JPG display.jpg

 

 

南イタリア家庭料理のお店「ミンミの幸せキッチン」 伊賀市上野徳居町3247番地            

                              Tel・Fax 0595-21-4401

 

 

三之町通り、大仙寺さんの向かいの武家屋敷の離れに、「ミンミの幸せキッチン」はあります。

路地を通って、柿の木や井戸のある風景を楽しんでいただいた奥が入り口です。

 

「地元の方に普段着で気軽に来ていただけるイタリア料理の、ちょっと隠れ家的なお店」。

というコンセプトで、江戸時代築とも言われる建物を活かしたお店になっています。

 

 お料理も気の張ったものではなく、南イタリアの家庭で普段食べられているマンマの手料理を基本に、

 毎日食べていただいても飽きのこないものを心がけています。

 

「ミンミ」はイタリア修行時代につけてもらった愛称で、皆様に幸せな時間を過ごしていただき、

私達も幸せを共有  させていただきたいという思いをお店の名前にしました。

  開店祝いにイタリアから来てくれた師匠が伊賀上野をとても気に入って帰国されました。

お店が、イタリアと伊賀上野をつなぐ拠点になって行ったら良いなと思っています。  

 

 

     上野商工会議所ニュース~会員ひろば~  
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