ガラスの透明感と質感が大好きです
最初は自分のために、ちょっと気持ちが落ち着く
傍に置いておきたいガラスオブジェを作り始めました
星空や銀河、海にゆらり漂う海月…自然にあるものが素材になりました
まだまだ未熟で、イメージに到達できなかった試作品のガラスが
我が家の狭いリビングにごろごろしています
1200℃で溶かしたガラスを
鉄竿で巻き取る事から始まる作業…
ひとつひとつ手づくりのオリジナル作品で
同じものは全くありません
皆さんの心に、わずかでも感じていただける作品を
作れることを夢見ています
~~ガラス制作10年を迎えて~~
思えば三年を過ぎた頃、最初の指導者(東京ガラス工芸研の一期生)から
「渡辺さんはもうアマチュアのレベルではない」などとおだてられ、
調子に乗りやすい性格が幸いして今日まで続けられたのかと思います。
ほとんど独学でガラスと向き合ってきましたが、西宮の工房で
出会った師匠(自分で勝手に慕っています)から、海月オブジェの制作技法を
教えてもらうと作品の幅も広がり、私の作品を購入したいという人も
出てきてくれました。
ただ自分の核心(確信)から離れることなく、作りたいものを作り続けていく姿勢には
変わりありません。そして出会うべき人には出会える、届くべき人には届く……
そんな作品作りを、残された時間の中で向き合っていきたいと願っています。
PS: 西宮の工房での師匠は、現在、郷里の福島県いわき市で
「ガラス工房 ありんこぐらす」を開設されているガラス作家です。
ぜひHP等でご覧ください。