防災避難施設 

~津波に備える防災避難施設で地域住民を受け入れる~

 社会福祉法人長陽会は「地域の中で地域と共に生きる」を掲げて、地域のさまざまな介護ニーズにこたえるべく、日々高齢者介護サービスの充実に取り組んでまいりました。

 2011年の東日本大震災の被災地訪問の際、高齢者介護施設で多くの犠牲者を出した施設があることを知り、「命を守ることが福祉の役割だ」と再認識し、「利用者の命を守る対策を緊急に行わなければいけない」と痛感いたしました。

 佐伯市は東日本大震災で大きな被害を受けた三陸沿岸部と同じリアス式海岸であることから、巨大地震発生の際の津波に備える必要があります。既存施設に隣接した非常時に利用者や地域住民が移動できる堅牢な避難施設を作ることを決断し、全国初の防災避難施設長良苑エンジェルを建設いたしました。

 鉄筋コンクリート6階建て延べ面積5,255.89㎡で、350名分の1週間分の食料や生活雑貨等を備蓄しています。

 各階の構造は下記のようになっています。

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 5階の備蓄倉庫には備蓄品として、ペットボトル入飲料水、食料として無洗米(3ヶ月に1回定期的に入れ替えを行う)・スープ・果物・肉・魚などの缶詰、使い捨て食器・カップ、ビニール袋、エアマット、毛布、寝袋、下着や衣類、カイロ、トイレットペーパー、医療衛生用品、紙おむつ、携帯ラジオ等を備蓄しています。

 非常時はこの防災避難施設に利用者、職員、地域住民が避難をすることを想定し、法人内外との避難訓練も行っています。

 社会福祉法人は人命を守ることが使命だからこそ、積極的に防災に努めなければならないとの考えのもと、防災避難施設長良苑エンジェルを建設いたしました。今後も、非常時の人員配置や通信手段が遮断された場合など様々なケースを想定し、避難計画を立案、避難訓練の実行をおこなってまいります。