ご挨拶
理事長 御手洗吉生より
超高齢社会を迎えることによる「2025年問題」は雇用や医療、福祉といったさまざまな分野へ多大な影響を及ぼすことが予想されます。いわゆる団塊の世代800万人全員が75歳以上、つまり後期高齢者となる社会構造の変化は、社会保障費の負担増、医療・介護人材の不足、企業の後継者不足、DXの遅れによる競争力、生産性の低下など経済活動に深刻なダメージを与えることとなります。
多様化・複雑化する地域福祉において、在宅・入所サービスの質量を維持していくことは容易な事ではありません。セーフティネットとして機能する社会福祉法人の使命として、温かいこころが通い合う寄り添う福祉の充実。それを補完する外国人雇用、ICT・介護ロボットを導入した生産性向上への取り組みを一層推進してまいります。

令和 7年 3月 1日
社会福祉法人 長陽会
理事長 御手洗 吉生