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ハロウィンとはヨーロッパを起源とする民族行事で、毎年10月31日の晩に行われる。ケルト人の行う収穫感謝祭だそうです。
細かいことはウィキさんに聞いてくださいね。
キリストとかアメリカとか関係なかったんですね。
日本にもこれにあたる行事があるでしょうね。
私が思うに近いのは十五夜かな~と思います。
私が生まれ育った地域では十五夜に特別な行事がありました。
旧暦の8月15日、中秋の名月~ですね。
今年はもう終わっちゃいましたけども。
ススキを稲に見立てて五穀豊穣を満月に宿ると言われている神様に祈るというイメージ=月を愛でる、な感じでしょうか。
私の認識だとこの日は「年に1度だけ泥棒になることを許される日~ただし子供に限る」です。
今でも行われているのかはわかりませんが、この日、各家の縁側に飾られた団子を袋を持った子供たちがコッソリと盗んで歩いたものです。
なのでその日、大人たちは朝から気合いを入れて山のようにたくさんの団子を作り用意するのでした。
家によって餡子が入っていたりいなかったり大きいのや小さいのや、場合によってはお菓子まで用意されてたりして子供にとっては一大イベントでした。
一所懸命に息をひそめて取りに行くのに待ち構えた爺ちゃんが子供を一人ずつ捕まえて「もっといっぱい持っていきなさい」とかジュースやお茶を出しちゃったりして子供が戸惑うという場面もあったり、本気で追いかけまわされて命からがら逃げ惑ったりとそれはもうエキセントリックな夜でした。
「お菓子くれなきゃいたずらするぞ!」ではなくあくまでコッソリ盗みを行うものでしたけど。
建前上「お月様が食べちゃった」と言う話なんですよね。
古き良き日本の伝統行事なので、今でもどこかの地域でやってるといいなあと思います。
みなさんのお住まいの地域ではこういう行事が残っていますか?