♪ 近況&インフォメーション ♪ 

2011 / 03 / 16  

いま、出来ることから。

電気が使えない

水が出ない

電車が走っていない

ガソリンを買えない

今の自分の街にも、今回の震災で不便なことはある。

でも、震災に合われた人たちは、比べようのない辛いなかで耐えている。

自分に出来ることはなにか、

何億円の寄付や、現場に向かってボランティアということは不可能でも、

出来る範囲で募金や、
現地で耐えている、頑張っている人たちに

応援の気持ちと、愛情を、祈るように、

精神的な援助は出来ると思っています。




時事ドットコムでこの記事を読みました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031600093


使命感持って行く」=電力会社社員、福島へ-定年前に自ら志願


 福島第1原発の事故で、情報提供の遅れなど東京電力の対応に批判が集まる一方、最悪の事態を避けるため、危険を顧みず作業に当たる同社や協力会社の社員もいる。地方の電力会社に勤務する島根県の男性(59)は、定年を半年後に控えながら、志願して応援のため福島へ向かった。
 会社員の娘(27)によると、男性は約40年にわたり原発の運転に従事し、9月に定年退職する予定だった。事故発生を受け、会社が募集した約20人の応援派遣に応じた。
 男性は13日、「今の対応で原発の未来が変わる。使命感を持って行きたい」と家族に告げ、志願したことを明かした。話を聞いた娘は、家ではあまり話さず、頼りなく感じることもある父を誇りに思い、涙が出そうになったという。
 東京電力側の受け入れ体制が整った15日朝、男性は自宅をたった。特別なことにしたくないと考えた娘は見送りはせず、普段通りに出勤した。「最初は行ってほしくなかったが、もし何かあっても、自分で決めたことなら悔いはないと思った」と話し、無事の帰宅を祈る。
 男性の妻(58)は「彼は18歳の時からずっと原発の運転をしてきた。一番安全なものをやっているという自信があったんだと思う」と話す。出発を見送り、「現地の人に安心を与えるために、頑張ってきて」と声を掛けたという。(2011/03/16-05:16)



自分達には祈ることしか出来ないこともあります。
被災地で、そして原発で、
頑張って耐えているひとたちに、
じぶんたちもひとつだと伝えたいです。
こころだけでも。




NHKラジオでアンパンマンのマーチを流していました。
胸が熱くなりました。(YouTube

  (抜粋)
  
 
  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ 胸の傷がいたんでも

  なんのためにうまれて なにをして 生きるのか
  こたえられないなんて そんなのは いやだ!
  今を生きる ことで 熱い こころ 燃える
  だから 君は いくんだ ほほえんで
  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ 胸の傷がいたんでも

  なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ
  わからないまま おわる そんなのは いやだ!
  忘れないで 夢を こぼさないで 涙
  だから 君は とぶんだ どこまでも
  そうだ おそれないで みんなのために
  愛と勇気だけが ともだちさ

  時は はやく すぎる 光る星は 消える
  だから 君は いくんだ ほほえんで
  そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
  たとえ どんな敵が あいてでも

  ああ アンパンマン やさしい 君は
  いけ! みんなの夢 まもるため




通常より乗車率が高くても、

計画停電でいろいろ不便でも、

スーパーにものがなくても、

全てを失って、家族も失って、
それでも復興を信じていま、耐えている人たちがいるということをかんがえたら、

食料品の買いだめをしたり、

ガソリンを何度も入れにいったり、

国や、電力会社に不平不満を言ったり、

そんなこんな、

後で、絶対後悔する恥ずかしい振る舞いです。


明るく日常を生きていけるのなら生きて、

こころあるなら、

震災に合われたひとたちに出来る範囲のことで、

サポートなり、バックアップをしているというこころのつながりを持って、

世界中が支援を申し出てくれていて、

また、世界中が見守っているこの出来事のなかで、

少しでも

ひとつであることを証明して

明るい日常が戻ってくることを信じています。


2011 / 03 / 15  

お知らせ

3月11日に発生しました東北関東大震災において
被災された皆様に
謹んで地震津波による災害の御見舞いを申し上げます。

一日も早い復旧と皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。



当店の所在する茨城県筑西市も震度6強の地震が発生しました。

市内でも建造物の破損や停電、断水状態が一部でまだ続いております。
復帰の目処が立つまでお店・通信販売のほうは休業させていただきます。
どうか宜しくお願いします。

2011 / 03 / 06  

プラチナチケットですね、これは!





コーヒー屋を始めるはるか前は、俳優業をしていました。
もう、ひとむかしくらい時間が経ちます。

アルバイトとか最初の頃はしていましたが、
数年の苦労の後、役者一本で生計をたてておりました。

どうして辞めてしまったのかといいますと、
父親が癌になってしまったということと、
何の脈絡もなく、とびだして生きていくことを許してくれた父親への親孝行が少しでも出来ないかと、
父が亡くなるまでの時間を近くにいることができるはずだと思ったからです。
その時の自分は、いま以上に、ひととして誠実に生きることを自分自身に当然のこととして求めていたので、
かっこつけてしまったんですね。。。

最近、どっちも(自家焙煎の店も役者業も)行けたのではないかと、ひとりごちて苦笑することがあります。

現役の時以上に表現力が、異常についてきて、、、

冗談はさておき、その頃の自分を導いてくれたくれた方々が、
公演のお知らせをおくってくれました。

鈴木聡さん主催のラッパ屋第37回公演「凄い金魚」

三谷幸喜さん作演出「国民の映画」 白井晃さん出演

東京にいたときに見た、

心から震わされる数少ない舞台のいくつか、

それが、白井さんの遊◎機械/全自動シアター
     鈴木さんのラッパ屋
     三谷さんの東京サンシャインボーイズ
     ケラさんのナイロン100℃でした。

今回、ラッパ屋さんの公演は、自分にとって思い出と言うにはあまりにも思いで深い、「凄い金魚」です。
劇場中継もされた作品です。

初演のとき、急に電話がかかってきて、「今夜見に来ないか」、と。

見に行くと終演後、一週間後から出ないか?と言われました。

喜んで受けさせてもらいました。

しかもその作品は本当に、人生をどんなふうに生きていくかを訴えかける素敵な作品でした。

今はなき、新宿トップスという空間でした。

本当にいろいろなことが思い出される作品です。


白井さんは演劇のワークショップで筑西まで来ていただきました。

演出業で本当に忙しい合間に、来ていただきまして。。。

自分の役者の筋道をつけていただいたのも、白井さんでした。
白井さんと鈴木さんと出会わなかったら、役者としての方法論はずっと見つからなかったと思います。

演劇のワークショップの後、新幹線に乗るために小山駅までお送りさせていただいたとき、

劇団をやっていたときのことと、

いまの自分の仕事(コーヒー店)のことについて、

話していただいたことは忘れられません。

最近、はるかむかしのその頃のお世話になった方との会話をふとした拍子に思い出すことがあります。

そのときわからなかった、感じなかったことを、いま、感じます。

人生は、競争でも、争いでもない

勝ち負け、というのは一面的な視点でしかない

小さなものさしに合わせていると、自分まで小さなものさしになってしまう

人生はすばらしい旅でしかない

何を経験して 何を感じるか

憎しみやマイナスなことにばかり視点をあわせていると、

窓の外の美しい風景や

こんなに広がる青い空に目が行かず、

大事な事を見逃してしまうかもしれません。



白井さんの舞台は横浜に観にいけると嬉しいなぁと考えています。

凄い金魚は大阪に(嘘)いけないかなぁと考えています。

プラチナチケットなので席が取れるかどうかがまず、問題ですね。

演技や舞台などにご興味をお持ちの方は是非どうぞ!!
2011 / 03 / 04  

ドリップ・バッグ [コスタリカ・ブルマス農園]

お待たせいたしました!
ご要望の多かったドリップバッグが再登場いたしました。


パッケージもブラウンに変更になり、大人っぽい雰囲気に…。
ご自宅で簡単に太陽と月の珈琲のコーヒーをお楽しみいただけます。
ギフトやちょっとしたおみやげにもご好評いただいております。

ドリップバックのコーヒー豆は、当店でも人気の高いコスタリカ・ブルマス・ハニーを使用しました。
ハチミツを思わせる香りとボディを楽しめます。

春のギフトに、知人へのお土産に、是非お試しください。

 

2011 / 03 / 04  

ボリビア・ナショナルセレクション・コーヒー!!





ボリビアのコーヒーが入荷しました。

ナショナルセレクションコーヒーのCafe Apolo(カフェアポロ)です。


※ ナショナルセレクションとは、

コーヒー豆生産国内で開催されるコーヒーコンクールの通称です。
それぞれの地区からの農園が選りすぐったスペシャルロットが一堂に会し、国内審査員によって厳正な品評が行われます。上位に入賞したコーヒーはその国を代表する高品質コーヒーとしてナショナル・セレクションという呼称で取り扱われます。

 ボリビア Cafe Apolo(カフェアポロ)

農園 アンヘル・パムリス・コーヒーファーム
生産者 アンヘル・ラムンド・パムリ・クケーニョ
プロセス フリーウォッシュト
樹種 ティピカ
標高 1070m

高度1700mにアポロ地方出身のアンジェル氏が運営する農園があります。
マディディ国立公園の統合管理エリアに隣接しているため、森林はもちろん多様な生態系のなかで芳醇な味覚を秘めたコーヒー豆が育てられています。

2007年にカップオブエクセレンスに入賞している農園でもあり、
それを機会に地域社会や生産者・家族の生活向上に付与できる高品質コーヒーを生産することを考えているということです。

ローストは、
迷いましたが、ミディアムーハイローストにしました。
通常のコーヒー屋さんではハイロースト―シティローストくらいに感じる酸味に仕上がるようにして、焙煎度だけ浅めにしました。

最初はシティフルシティでローストしましたが、素晴らしく後を引くマウスフィールを感じました。
そこで、酸味を甘味に転化できる程度に残せば、ミルクチョコレートのようになるのではと考えて、酸味を(強くなく)適度に残して(当店にしては)浅めに仕上げたところ、フルーティなフレーバーを残しながら、シルクのようなマウスフィールを感じることが出来ました。
フルーティはオレンジかアプリコットか、という感じです。

浅め(中煎りですが)の珈琲がお好みのお客様にはお試しいただきたいコーヒーです。
いえ、深煎り好きのお客さんにも是非、上品な甘味の中煎りコーヒーを、今回はお飲みいただければと思います。


最近、ローストをしていて思うのですが、これが趣味だったら楽しいだろうな、と妄想します。
時間があれば、目の前にある、単一農園の日一日と水分値や風味が変わっていくコーヒー生豆を、その時々でいちばんおいしいであろう味作りでローストを試しつづける作業そのものを楽しむだろう、と。
実際には日々追われていく焙煎で、感覚的に予想して、ストライクゾーンに入るように試し撃ちをするように状況に反射しながら焙煎するしかありません。

焼いている数十分という時間のなかで、変わっていく豆面と匂いと、温度の上昇率で、適当な(適切な)焙煎ができたかということと、この豆のなかにどんな味が表現される可能性があって、それを引っ張り出すことができているか?、ということです。

しんどい勝負ですが、ボリビアをもう一度焼いて、よかったと思いました。
こちらのイマジネーションを超えたときは報われた気がします。
ニカラグアブエノスアイレス以来のヒットになりました!
いま、おいしい中煎りコーヒーに感謝しています。



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