♪ 近況&インフォメーション ♪
特報!!個展を開催中の佐々倉文さんがほぼ日作品大賞金賞を受賞されました!!
佐々倉文さんの「月を食べる道具」が、
ほぼ日イトイ新聞作品大賞金賞を受賞しました!!!!
(サイトはコチラです⇒)
3000を超える応募作品から選出されました。
数々の人気作品を生み出してきたほぼ日ではじめての公募による企画。そこで見事、審査員と人気投票の結果、「月を食べる道具」が選ばれる結果に。
「月音町商店街の夜」の時には二次審査がおこなわれていたようです。
今後、商品化などの話し合いが持たれるようですが、現在開催中の作品は、プロトタイプの初期作品の展示販売です。
この機会にぜひ、ご覧いただきたいと思います!!!!
今後、ブレーク必至の作家さんです。
糸井重里さんのコメントを引用させていただきます。
本当に佐々倉さんをあらわすお言葉だと思います。
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木工もあって、陶器もあって、
鉄も、ステンレスもあって‥‥。
ぜんぶをひとりでつくってしまっている。
「今」という時代は、
なんでもできるという人間の本来のよさを、
どんどん分業化していってる傾向にあるんですが、
この作品の根底にあるコンセプトには、
そことは明らかに異なる
「これから」が感じられます。
おそらく、苦手なジャンルもあるんだろうけど、
そこも含めてぜんぶ自分でやってみようという、
そういう姿勢に驚かされた作品です。
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月音町商店街でゆっくり見ることが出来なかったかたも、
ポエティックで、スタティックな佐々倉ワールドの
「月を食べる道具」を体験してみてください。
佐々倉 文 個展
「月を食べる道具」
2010年8月25日(水)~9月5日(日)
開催しております。
(誠に申し訳ありませんが、お店をご利用のお客様だけになります。)
佐々倉 文 個展 「月を食べる道具」展
移動式★空想商店街「月音町商店街の夜」にも出演されました佐々倉文さん。
彫刻家でもあり、釣り好きでもあり、左官技術も手にしている、多芸なアーティストです。
モチーフのひとつの「羽の生えた蛙」についてお聞きした事がありました。
卵から孵って、おたまじゃくしになり、足が出て手が出て、陸上へ。
尾は無くなり、強い後ろ足でぴょんぴょん跳ねます。
普通の蛙はそこまでですが、そのなかに空中を飛翔したいと願うヤツが現れます。
すると、そいつらの次の進化(変態)は背中に羽が生えることです。
今回の「月を食べる道具」の展示にも二体ほど特別参加しています。
佐々倉さんにお寄せいただいた文章から一部ご紹介させていただきます。
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月を食べる道具
朝ごはんに食パンを切らしてしまった時、食パンの代わりにホットケーキを焼く。
そんな母親の習慣が、今では自分の習慣になっている。
とてもプライベートな事なので、他の家庭の事情はわかりませんが、
私にとってホットケーキは、おやつではなく、お米やパンに極めて近い日常の食事。
そんな日常のため、ひとりよがりではありますが、自分のための自分専用、ホットケーキ専用の道具一式を作りました。
(中略)
そして、月のイメージは、なぜか物悲しく、ロマンチックで、切ない様な、心地よい憂鬱。
朝一番、そんな月を消化して、今日一日を始める儀式。
それぞれの道具を月を食べるための道具と考え、形にしました。
(後略)
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展示作品は基本的に販売させていただいておりますが、
一部の作品は、既にご購入が決まったものもあります。
購入ご希望の方はお申し出いただければと思います。
佐々倉 文 個展 「月を食べる道具」展
期間:2010年8月25日(水)~9月5日(日)
処:太陽と月の珈琲
是非、多くの方に佐々倉さんの作品を見ていただきたいと思います。
お茶を楽しみながら素敵な佐々倉ワールドを是非ご堪能いただきたいと思います。
タカラモノのような時間をありがとうございました。
「月音町商店街の夜」に参加してくださいました出演者(出店者)の皆様、ご協力いただきました大勢の皆様、ご近所の皆様、そして、もちろんご来場くださった本当にたくさんの皆様、ありがとうございました。
本当に感謝しております。
空想商店街と名付けましたが、夢をひとつの形にすることができました。
お店を始めてから数年の間で知り合い、交流をもたせていただいた本当に素敵な人達と、ひとつの共同体のようにお客様の前に現れることができたら…と、空想していました。
いろいろな場所でお店をやったり活動していて、個人的に自分が魅かれる人柄と、もちろん質とセンスの人達で、夏の夜の夢の商店街が現れました。
お客として迷い込みたかったのは、実は自分で、その証拠にイベントの最中は、本人は魂が抜けた抜け殻のようになっていました。
素敵な人たちのお店ばかりだったので、本当に信じられないほど多くのお客様に来ていただきました。
お客様としてご来場いただいた皆様も、世界のどこかの異次元の商店街に迷い込んだ出演者として、ご協力いただきまして、ありがとうございました。
皆さんが喜んでくれるんじゃないか、という善き空想は実現しますね!
宝くじよ当たれ!という独善的な妄想はやっぱりはずれます…。
自分の好きなお店や作家さんがお客様に愛されているからこそ、今回、多くのお客様に来ていただいたと実感しています。
また、当店がお願いしてフライヤーを快く置かせていただきました皆様、ありがとうございました。
クウチャリズモさん(宇都宮) サロン・デ・サンさん(つくば) アルトボスコさん(つくば) そば家 和味さん(笠間) CAFE COW TOWNさん(真岡) 石屋さん(真岡) アルチザン・パティシエ・イタバシさん(結城) ニットスクール 小さなひつじさん(筑西) マクロビオティック料理教室 江田先生(筑西) cafe RAG BAGさん(筑西) 東京ラーメン ドラゴンさん(下妻) 二葉カフェさん(筑西) スーツ・クッテさん(筑西) ジョイス・カフェさん(古河) カフェ・ラ・ファミーユさん(結城) …順不同
そして、出演者の方々のご縁でフライヤーの設置にご協力いただきました、たくさんの皆様、本当にありがとうございました。
最近、本当の幸せのことを考えます。
欲しい物やお金は、手に入れても手に入れても、際限なく現れ続けます。
物を欲しがっている限り、本当の幸せは手に入らないのではないか…
お金で手に入る物もあるかもしれませんが、
人と人との出会いやタイミングや信頼関係なんかは、
人生の本当に光り輝くタカラモノではないかと…。
そのタカラモノの結晶のひとつが、「月音町商店街の夜」でした。
楽しくて優しい幸せな時間を、ありがとうございました。
かけがえのない大切なタカラモノになりました。