前回のリサイタルに頂いた感想

前回のリサイタルに頂いた感想




山本秀実さんのフラメンコを観て一言で言うなら、
神からの使者パーフェクトな舞。

それは天から魂が舞い降りてきて乗り移ったかのように、
哀愁に満ち、わびさびをたっぷり表現される。

また華やかな曲は実に美しく女の私が見ても惚れ惚れします。

そして小意気な曲の時は楽しくキュートで
こちらまで巻き込まれて思わず笑顔になります。

どのような曲でも身体全部、心の中から、
そして自分を客観的にも見られて表現され、
観客全てを魅了する。

凄まじいという言葉がぴったりな舞台でした。


--------------------------------------------------------------------


十数年前
OKUNIの初演を観劇させて頂きました。

色々、壁にぶつかっている時に、友人から誘われ
洋のフラメンコと和のコラボ、
初体験だし気晴らしになるかな…くらいの軽い気持ちで観に行きました。

けれどそこは、自分が忘れかけていたモノを思い出させ
光にも似た大切な『何か』と力を与えてくれる心震わす空間でした。

苦しみや心の傷を、新たな表現への糧とし、ボロボロになった分だけ、
輝きを増す表現者の姿が、そこにはありました。

劇中の登場人物の
より嵩みを目指して、踊り続け、走り続ける姿は
舞台や作品を通し表現することによって

「自分はこうやって生きています」

と体現する演者自身の
その作品と舞台にかけるひたむきさや、熱とも重なっって
登場人物だけでなく、演者の魂までも、踊りと共に嵩みへと昇華していく様で

その凛とした生きる姿勢は、哀しくも切なく
それ故にあまりにも美しく

心が震えました。

と同時に、それは熱い力となって、観る者の心を奮い立たせました。


『私はこうやって生きています』
自分も胸を張って、そう言いたい。

私の存在意義はここにあります
と、言える『何か』を見つけたい。

その『何か』に向かって走り続けたい。
例え、立ち止まる事があろうとも。


そして、私もいつか
この作品や演者から貰った大切な『何か』を
自分の大切な『何か』を通して誰かに伝えたい。


そう改めて思えたとても大事な出逢いでした。


だから、まだまだ胸を張っては言えないけれど
今も私は私の世界で立ち止まりながらも
それでも走り続けています。

自分が自分と、はぐれない様に。

大切な『何か』が錆びない様に。

苦しい時は、この作品から注がれた光を
登場人物や演者の生きる姿勢を思い出しながら。

十数年たった今でも心の深い所で光り続ける
とても大事な作品です。

■月夜の椿さんより


--------------------------------------------------------------------


初めて山本秀実さんの舞台を拝見したときには、
その圧倒的な存在感と美しさに感激しました。

フラメンコという奥深い舞踊をその情熱と努力とで完成された山本秀実さんに、
ますますのご活躍を期待しております。


--------------------------------------------------------------------


山本秀実さんのフラメンコはドラマチック。
強い意思を持った目が時に厳しく、時に子供の様に笑いコケティッシュに。

変幻自在、見る者を魅了します。

邦楽とフラメンコ、どんな舞台になるか楽しみです。


--------------------------------------------------------------------


フラメンコとは縁のなかった私。
違う世界にびっくりしました。

静かな表現から激しい振り付けまで、そして何より山本秀実さんに感動しました。

感じる心に感動させていただきました。どうぞ今後ともご活躍を。


--------------------------------------------------------------------


Luciente 燿 ~かがやき を見に行きました。

東京はエル フラメンコで行われ、
会館の舞台とは違ってタブラオ形式だったので
ものすごく迫力がありました。

京都でも見させていただきましたが、それぞれのステージが同じ演目であっても
同じ踊りでないような、違う感動がありました。

タブラオでは山本秀実さんの踊りや表情に見入ってしまいましたが、
会館では広い舞台での動きがあり踊りの構成の素晴らしさに
ますます感動しました。

また、舞台の黒い板の上では衣裳がとても映えてました。


--------------------------------------------------------------------


最初は軽い気持ちで観た「山本秀実フラメンコ舞踊団コンサート」でしたが、
団員の統制された動きと迫力に直ぐ様圧倒されてしまいました。

回を重ねるごとに感性がひかり、
洗練された個性豊かな舞台からは思わず不思議な力が湧いて来るようです。

踊り手としての山本秀実さんが表現する心の底から滲み出る人生そのものは
観る者の五感に響き、生きる勇気と喜び、感謝を感じさせて(与えて?)くれます。


--------------------------------------------------------------------


フラメンコなのに G線上のアリア? クラシック?バイオリン?
強烈な印象でした。

独創的 豊かな発想力…
出だしは未だ忘れる事のできない風景です。

持って生まれた才能もありますが、
何事にもあきらめない精神を、心意気を感じています。


--------------------------------------------------------------------


前回の「おくに」公演を幼い娘と観たのですが、日舞を習っていた娘は、
「私の踊りの音楽の人(邦楽の方々)と、
 フラメンコが一緒にやってる」と喜びました。

フラメンコと邦楽のコラボレーションが、
幼いながらも新鮮で印象的だったのでしょう。


<< Before Next >>




京都で学べる本格的フラメンコなのにお手頃価格なレッスン