新たな年号もすっかり馴染んだ令和2年の合同新年会、
今年も大正5年創業の老舗「レストラン菊水」にて、
和やかに開催されました。

まず、両協会会長の森田嘉一氏にご挨拶いただきました。

今年がメキシコのグアダラハラとの姉妹都市提携40周年に
当たることから、その友好のエピソードをご披露下さいました。
また、スウェーデンの環境活動家・グレタ・トゥーンベリさん
にもふれ「若い人達が平和を作るために声を上げている。
我々国際交流協会は次世代の人達に協力する使命がある。」と
力強く話されました。

続いて、ご来賓の京都市国際化推進室副室長・小田佳美様より、
11月のグアダラハラ訪問に向けてのご説明があり、学術交流と
経済交流がより活性化されるよう協会の協力を要請されました。

次に京都ラテンアメリカ文化協会副会長・南部邦男氏から、
「京都メキシコ友好プログラム」についての報告です。
昨年より、半年の時間差をつけ年に二人の留学生を
受け入れることなり、3月に帰るシュクヤ・アキラさんと
7月まで滞在するコガ・ノリアキさんの二人が紹介されました。

二人はそれぞれに、日本で学んだ喜びや将来の夢などを
丁寧な日本語でスピーチしてくれました。
このプログラムが発足して8人目となる次の留学生も決定
しているそうで、来年の新年会でご紹介していただけるのが
楽しみです。

さていよいよ乾杯へと進みます。

乾杯の発声は、京都スペイン文化協会理事長・山本秀実より。
山本理事長は、両協会理事・立岩礼子氏を講師にお迎えした
昨年の講演会「スペイン帝国の歴史から見たジュエリー」が、
来られた方の熱い視線とため息で大変盛り上がった事を報告、
また昨年新しく法人会員となられ今回初めて新年会に参加された
株式会社PSP・飛多宏三氏と有限会社井浦組・井浦信一氏を
京都ラテンアメリカ文化協会の皆様にご紹介させて
いただきました。

最後にラテン語での乾杯「サルーテム」を、
出席者一同で唱和しました。

そのあとはお食事タイム。
菊水の美味しいお料理と楽しい会話で、テーブルのあちこちに
笑顔の輪が広がりました。

そして、毎年多彩なゲストで楽しませてくれるミュージックタイム。
今年は、キューバ人のジャセルさんと日本人のアヤさんが
2011年に結成したEx corde（エックス コルデ：心から）の
お二人です。

キューバに古くから伝わるソンやトローバなど、ルーツを
大切にしながら新しい音楽を作っていらっしゃいます。
お馴染みの曲オリジナルの曲など、色々ご披露いただいたのですが、
中でもジャセルさんの口で奏でるトランペットは素晴らしく
拍手喝采でした。

参加者は、お二人の息の合ったロマンティックな演奏にうっとり！
至福の時間を過ごしました。

今年の新年会の最後は、デザートのクレープ・シュゼットを
菊水のシェフに教わりながらお客様に作ってもらおう、
という企画です。

京都スペイン文化協会からも2名が挑戦。
初体験ながら、大変美味しいデザートを作ってくれました。

新型コロナウイルスの影響が心配される中、
次のオリンピックでは日本だけでなく、スペインや中南米選手も
応援しましょう！とエールを交わし、お披きとなりました。

■ イベントデータ ■

２０２０年合同新年会

■ 日程　 2020年1月30日　 (木)

■ 場所　 レストラン菊水
　　( TEL:075-561-1001 )

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