道の端に雪が残る1月29日、レストラン菊水にて恒例となった
京都ラテンアメリカ文化協会・京都スペイン文化協会合同新年会が
開催されました。


最初に、両協会会長の森田嘉一氏より、明治維新から150年に当たる
今年こそ益々複雑化する国際情勢を眺めつつ更に前向きな国際交流が
望まれる、と開会挨拶。

そして、来賓のご祝辞、喜寿・米寿のお祝いと続き、京都スペイン文化協会
山本秀実理事長による乾杯の発声で食事と歓談タイムがスタートしました。


今年の乾杯の言葉は、本国ポルトガル語の「サウードゥ！」。

昨年が南米ブラジル式の発音「サウージ！」、
そして一昨年がスペイン語での「サルー！」と、
乾杯も国際交流団体らしい多様さです。


アトラクションの今回のゲストは、ラテン音楽グループ
「ジミー・アンドラーデ＆チョコ－リコ」。

ペルー人のジミー（ギター＆ボーカル）を中心に、
ベサメムーチョやコーヒールンバなど日本でも馴染みのある曲が
テンポ良く会場を盛り上げました。


今回の留学生研修報告は、京都メキシコ友好プログラム
第三期留学生のファン・カルロス・キムラ・ツツミ君。

去年の12月、日本語検定3級に合格したキムラ君は、
日本でたくさんの勉強ができたことへの感謝の気持ちと、
学んだことを実務に生かしていく展望を熱く語ってくれました。


今回会場になったレストラン菊水は、創業100周年の老舗。
京都の鴨川沿いで一年一年積み重ね今日までの長い歴史を
刻んできたように、国際交流も又、一歩一歩進んで行こう、
そんなメッセージを感じた新年会でした。

■ イベントデータ ■

２０１８年合同新年会

■ 日程　 2018年1月29日　 (月)

■ 場所　 レストラン菊水
　　( TEL:075-561-1001 )

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