合同新年会 2017 (2017/1/19のイベント)

2017/1/19 (木)

合同新年会 2017


まだまだ肌寒い1月19日、ホテル京都ガーデンパレスにて、
恒例となった京都ラテン文化協会・京都スペイン文化協会
合同新年会が行われました。

両協会会長の森田嘉一氏から開会挨拶、
そして京都市長門川大作様の代理として京都市総合企画局
国際化推進室長の高溝良輔様からご祝辞を賜りました。
 
京都スペイン文化協会理事長の山本秀実による乾杯の発声、
申年の昨年はスペイン語での乾杯「サルー!」でしたが、
今年はポルトガル語の「サウージ!」で、和やかにお食事は開始。

フルコースの新しい皿が運ばれてくる度に、
各テーブルでは一層会話が弾みました。


今回、参加者が興味を引かれたのは
テキーラのミニ講座だったのではないでしょうか?

テキーラはサボテンからではなく、実は竜舌蘭から作られます。

竜舌蘭から作られるお酒の総称はメスカルと言い、
そのメスカルの中から一定の基準を満たしたもののみがテキーラ
と呼ばれることなど、興味深い内容が解りやすく説明され、
4種類の熟成度合いが違うテキーラの試飲に
ますます盛り上がる会場。


アトラクションの今回のゲストは、京都外国語大学から
交換留学生でメキシコに渡り、その後歌手になったという
八木啓代さん。

西本諭史さんのギターを伴奏に、たくさんの曲を歌われました。
メキシコの空気を感じさせるステージでした。

そして、京都メキシコ友好プログラム第二期留学生の
エクトル・テツロウ・ナカノ君からの研修報告。

短期間ながらも日本で色々なことに挑戦した経験と感動を
とても熱心に語ってくれました。

先祖が熊本出身ということで
「震災の影響が心配で帰国前に熊本に行く」と言っていたのが
印象的でした。

ナカノ君は、日本に来たばかりの頃、言葉の壁に突き当たって
心細い中、日本人がとにかく親切にしてくれたことが
忘れられないそうです。

先祖が日本人である彼が、メキシコ人として日本を訪れ、
二つの国に触れた経験はとても尊いものと思われます。

日本人の血を引いていることを、
良かったと思ってもらえることが大事だと、
改めて感じさせられました。

色々な視点から国際交流について考える、
充実した新年会であったと思います。


FIESTA FLAMENCA '16 FIESTA FLAMENCA '16
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イベントデータ

2017年合同新年会


日程  2017年1月19日  (木)

場所  ホテル京都ガーデンパレス
  ( TEL:075-411-0111 )






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