2016/1/15のイベント合同新年会

2016/1/15のイベント合同新年会
 


2016/1/15 (金)

2016年合同新年会



例年に無く暖かい1月半ばに差し掛かった15日、 ホテル京都ガーデンパレスにて、京都ラテンアメリカ文化協会と 京都スペイン文化協会の合同新年会が開催されました。


両協会会長の森田嘉一氏から開会挨拶、そして京都市長門川大作様の 代理として京都市総合企画局国際化推進室長の高溝良輔様からは ご祝辞を賜りました。


2016年合同新年会




京都スペイン文化協会理事長の山本秀実による乾杯の音頭
「サルー!」とともに、とても和やかに食事タイムスタート。


今回の新年会の座席配置が、知らない方同士で歓談しやすい工夫がなされていたので 文化交流のみならず、異業種交流的な側面もあり、 会場のあちらこちらで会話がはずむ光景が見られました。


今回のゲストは4人編成の実力派ボサノヴァ演奏グループ『BOSSA QUATRO』。


『ONE NOTE SAMBA』『ドラリセ』『WEVE』『イパネマの娘』など 多くの方がどこかで耳にしたことのあるような懐かしい曲が演奏され、 会場は一気にラテンムードに。


アンコールでは、会場の前方でサンバを踊られる方々の姿も見受けられました。


2016年合同新年会




今回特筆すべきは、京都メキシコ友好プログラムとしての 第1回奨学生のナオミ・マリアナ・ラミレスさんの研修報告ではないでしょうか。


昨年9月に来日したばかりのナオミさんは、日系4世。

日本語の難解さに苦労なさりつつも、 文化吸収を楽しんでいらっしゃる様子が伝わってくるご報告でした。


ナオミさんは「日本で学んだことを子ども達に伝えたい」という言葉で 報告を締めくくられていましたが、私達日本人も、日本伝統を 次世代に伝えることにもっと留意すべきかもしれません。




2016年合同新年会




この研修報告について、京都ラテンアメリカ文化協会常任理事の 南部邦男氏が添えて下さったお言葉。


「100年ほど前にメキシコに移った35名の日本人が  言葉に出来ないほどの苦労を重ねた結果、  現地の人に『日本人はすごい!』と評価を得た。


 4代前の日本人たちが、メキシコの日本への信頼を築いた。

 100年を超えて、そのご子孫にあたられるナオミさんが  留学生として来日されたことに感慨深いものがある。」


胸を打つ内容だったと思います。


民族同士がお互いに尊敬し合える交流こそが望ましいものであり、 100年後の子孫が胸を張れるものになっていくのでしょう。


それぞれが静かに南部氏の言葉を噛み締める中、 京都ラテンアメリカ文化協会常任理事の石黒良次氏の閉会の挨拶で宴は終わり、 グアテマラ大使館からの国紹介DVDをお土産に各々帰路につきました。








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イベントデータ 2016年合同新年会
日程 
2016年1月15日  (金)


場所  ホテル京都ガーデンパレス
075-411-0111